概要
ヒマラヤに生息するとされる霊鳥。音写で「迦陵頻伽」と表されるほか、「加蘭伽(からんか)」、「迦陵伽(かりょうか)」、「歌羅頻迦(からびんか)」、「羯羅頻迦(からひんか)」、「迦陸頻伽鳥(かりくひんがちょう)」などと呼ばれる事もある。また意訳で「妙声鳥(みょうしょうちょう)」、「妙音鳥(みょうおんちょう)」、「美音言鳥(びおんごんちょう)」、「好音声鳥(こうおんしょうちょう)」などと呼ばれることもある。
チベット語ではカラピンカ(Kalapingka)、ミャンマー語ではカラウェイ(Karaweik)、タイ語ではノック・ガラウェーク(Nok Karawek)と呼ぶ。
女性の顔を持つ人頭鳥身で、まだ卵の状態の時から鳴き声を発するとされており、どの鳥よりも美しいその鳴き声は仏陀の音声に匹敵するといわれている。
後に仏教に取り入れられ共命鳥と共に極楽浄土に棲む鳥として知られるようになったという。
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カラヴィンカ→表記揺れ。