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真マジンガーの編集履歴

2009-12-04 09:36:21 バージョン

真マジンガー

真マジンガーっ!! それは、少年ジャンプ版『マジンガーZ』を原案とした、原作・永井豪×監督・脚本・構成:今川秦宏による、スーパーロボットアニメなのだっ!!!!!

衝撃!鉄の城

概要

正式名称は『真マジンガー衝撃!Z編』。過去に放送されたアニメ『マジンガーZ』においてあまり取り上げられることのなかった、初期連載であるジャンプ版『Z』のストーリーを元に、異能のアニメ監督・今川秦宏が作り上げた、新たなマジンガーZの物語である。


一応下敷きになるストーリーがあるとは言え、良くも悪くも原作クラッシャーとして知られる今川監督がただのリメイクで終わらせるはずもなく、


・マジンガーZが巨大な拳に変形する。

・学園タイクツ男から錦織つばさが○○として客演。

・バイオレンスジャックの脇役たちが超人と化してレギュラー入り。

・知る人ぞ知るエネルガーZ、戦闘頭脳ケドラの登場。

・でも主役はあしゅら男爵。


などなど、いろんな意味で『衝撃!』な数々の脚色が施されている。


また、従来の様々なマジンガー像を、ひとつの作品に統合しようとする試みもなされており、『Zマジンガー』や『マジンサーガ』などの諸作品からも多くの設定が受け継がれている。


今川監督独特のケレン味溢れるストーリーと、様々なマジンガーをクラッシュ&ミックスして練り上げられた世界観を評価する声もある反面、最終回の結末もあって、否定的な意見も少なくない。まぁ、今川作品にとってはいつものことである気もする。


なお、『衝撃!Z編』と銘打っているからには、続く『グレート編』を期待してしまうのが視聴者の本音というものだが、放送から二ヶ月以上が経過した現在も、続編放送の旨は発表されていない。。。


本作でのマジンガーZ

最終回だぜマジンガー!

神にも悪魔にもなりえる、史上最強のスーパーロボット。ジャンプ版のデザインを大きく取り入れているのが特徴で、東映版と比べると、放熱板、腹回りのデザインなどに違いが見られる。また、目元は赤く縁取られている。

武装はロケットパンチ、ルストハリケーン、ブレストファイアー、光子力ビームのみで、旧アニメのように武装の追加はなされなかった。でも、超合金魂にしたときに見栄えがよくなったので、これはこれでよかったりする。


おなじみのジェットスクランダーに代わり、新たな飛行ユニットとしてゴッドスクランダーを装備。また、この状態になったときのみ、巨大な拳『ビッグバン・パンチ』に変形することが可能。


光子力ロボット

誰が何と言おうと・・

アフロダイA

合金Zに身を固めた、弓博士作の光子力ロボット。元は作業用という設定ため武装が少なく、おなじみのオッパイミサイルも登場しない。


ビューナスA

さやかをモデルに作られた戦闘用ロボット。デザインは超合金魂のマジンガーエンジェルスを改修したもの。やはりあまり活躍しない。


ミリオンα、バイオンβ、ダイオンγ

三博士制作の戦闘用ロボット。序盤では原作であったそれぞれの武装が装備されておらず、徒手空拳だけで機械獣に挑んでは軽くあしらわれていた。中盤でパワーアップを果たすものの、ヤラレキャラのイメージは崩れることはなし。むしろボスボロットのほうが強かったような気がする。


ボスボロット

作業用ロボットを改修して作られたボス専用機。本作では終盤にしか登場しないものの、火事場のど根性で思わぬ大活躍を果たす。ちょっとゲッター3の遺伝子を受け継いでいる。


機械獣

古代ミケーネの遺産。本作ではミケーネの神々の器であったという設定。旧アニメ版でおなじみの連中から未登場の機体、更に本作オリジナルの者まで様々な機械獣が登場する。代表的な機体として他作品から参戦したグロイザーX10など。

また機械獣ではないが、マジンガーZの初期デザインとして知られるエネルガーZが、Dr.ヘル側の機体として敵対する展開もあった。


主な登場人物

兜一族

兜甲児

その名を!その名を!その名を!その名を!

いわずと知れたマジンガーZのパイロット。今回では自分の力を過信し、祖父・十蔵の仇を討つべく暴走するなど、精神的に未熟な描写もなされた。戦いを重ねるごとに、少しずつ成長を遂げていく。

なお、新人の声優を起用していることから、序盤、ファンの間で否定的な意見もあったが、放送が終わる頃にはほとんどの人が案外悪くなかったという結論に達していた。編集者もその一人。かなりがんばってたと思います。


兜シロー

甲児の弟。ジャンプ版『Z』では甲児が鉄仮面兵を刺し殺すのを手をたたいて喜んだりと、ちょっと危ない面も多々あったりする。本作ではそのような描写はないが、大人たちに紛れて女湯を覗き込んだりと、マセた部分はやはり健在。後半でのつばさへの呼び方がすごくいい。


兜十蔵

甲児、ジローの爺ちゃん。マジンガーZの開発者。原作よりも6時間くらい長生きするほか、色々あって死後も出番が多い。不気味な外面とは裏腹に、かなりファンキーかつお茶目な人物として描かれている。


兜剣造

甲児、ジローの父ちゃん。序盤では死んだことになっている。終盤、誰もが予想だにしない姿で復活をとげる。

光子力研究所

弓さやか

一応ヒロイン。出番が少ないことを豪ちゃんにも嘆かれてた不遇の人。終盤では本来のお色気要因としての存在意義に目覚めていた。


弓弥之介

さやかの父親にして光子力研究の第一人者。この人はいつもとあまり変わらない。甲児があまり研究所に足を運ばないので、必然的に出番は少ない。


もりもり博士、のっそり博士、せわし博士

三人そろって三博士。十蔵とは昔馴染みで、彼の教えを元にマジンガー軍団やジェットスクランダーの開発を行った。が、いずれもあまり役に立ってはいない。


ボス

おなじみのギャグメイカー。本作では全国の番長のトップにいるという、かなり凄い設定を持つ。が、やっぱり甲児には勝てない。


ヌケ、ムチャ

ボスの子分。酔拳や指弾で鉄仮面兵を秒殺するなど、実はかなりの戦闘能力を持っている。


ローリィ、ロール、東しゅん、大出政夫

マジンガー軍団のパイロット。ジャンプ版と違い序盤から登場しており、かなり出番は増えているはずなのだが、不思議とあまり印象に残っていない。何故だろう。あと、声がそろうことに定評がある。


バードス島

Dr.ヘル

機械獣を使い世界征服を企むおなじみの爺さん。本作では生物学の権威であったという設定。何故生物学の権威がロボットでの世界征服を決意したのかは地味に謎。十蔵とは学者仲間であり、ミケーネの発掘も共同で行っている。


あしゅら男爵

あしゅらたん…

本作の真の主人公であり真のヒロイン。ミケーネ人であった設定が強く意識されており、滅びてしまった同胞たちに対する無念と、救ってくれたDr.ヘルに対する恩義との間で幾度も葛藤する。また、過去のバードス島のエピソードでは、あしゅらがまだ二人だったころの姿も描かれている。


ブロッケン伯爵

初登場時に生首呼ばわりされて憤慨していたが、それ以外に形容のしようがない、おなじみの幹部。終盤では原作『Z』でのギャグ要因っぷりを遺憾なく見せ付けてくれた。君のことは忘れない。


ピグマン子爵

テレビマガジン版『Z』に登場した幹部。本作での外見はバイオレンスジャックに登場したジム・マジンガであり、内部にピクシー族の姿の本体が潜んでいる。いつもは渋くて紳士的なのに、中身が出たとたん小悪党っぽくなってしまう残念な人。

神話世界

Z神

ゼウス、と読む。古代ミケーネの神の一人であり、遠い昔ミケーネを裏切り、単身地球人のために戦ってくれた英雄。本作のマジンガーZは彼をモチーフにして造られたことになっており、彼自身も重要なキーパーソンの一人である。

すごくノリがいい。


ハーデス

ゼウスと同じく神の一人。地球人類抹殺に賛同していた神であり、ゼウスと激しい戦いを繰り広げた。実はとあるキャラクタと同一の存在で・・・?

その他の人々

錦織つばさ

旅館『くろがね屋』の女将。数々の因縁を持ち合わせている謎多き女性。個性豊かな得物を扱うくろがね五人集を配下に、敵と味方とも取れぬ行動を続ける。なお、健康なときより、化粧を落とした『病み女将』状態のときが可愛いともっぱらの評判。


暗黒寺刑事

受難甲児

実家の危ない家業を捨てて刑事になった自称『国家権力の使者』。ジャンプ版『Z』ではいつの間にかフェードアウトしていたが、今回は最後までレギュラーとして頑張っている。地味に鉄仮面兵を数十人単位で相手にできるほど強い。


ガミアQ

兜甲児を暗殺するために送り込まれたアンドロイド。初対面で自分のことを『美しき死神』とか言っちゃう人でもある。さやかさんを差し置いて抱き枕カバーとして商品化もされたりと、色々美味しいポジション。


剣鉄也

正座。

ご存知、戦闘のプロ。本作では中盤から登場。たぶん全キャラ中一番衝撃的なことになってる人。


関連タグ

マジンガーZ

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