概要
『ラブライブ!サンシャイン!!』に登場する、津島善子と国木田花丸のカップリング。他にもヨハまるなどの呼び方が存在するが、一般的には「よしまる」と呼ばれることが多い。
同学年のクラスメイトであり、テレビアニメ版では幼稚園以来に再会した幼馴染みである。
善子は強気で物怖じしない性格、ツリ目ツリ眉、一年生組で一番背の高い156㎝のスラリとしたスレンダー体系なのに対し、
花丸はおっとりマイペースな性格、タレ目タレ眉、一年生組で一番背の低い152㎝ながらもバストは推定Eカップとされており(バストカップについては詳しくはこちらを参照)、
いわゆるキャラとしての属性(個性)が正反対の2人である。(みかんが嫌いな善子とみかんが好きな花丸、堕天使である(設定の)善子と聖歌隊に所属する花丸など細かい部分にも多く散見され、TwitterやPixiv上の二次創作では、こういった相反する属性になぞらえて「天使と悪魔」といったモチーフで描かれた作品も数見られるようになってきている。)
が、それでも気は合うようで、微笑ましいやりとりも多く見られる。
また互いの名前の一部に「善」、「丸」といったポジティブ面での共通点もあるように思われる。
スクフェス・テレビアニメ版では
善子は花丸を「ずら丸」。(花丸がいない時やモノローグなどでは「花丸」と呼ぶことも)
花丸は善子を「善子ちゃん」と呼んでいる。
片方の発言やボケに対してもう片方がツッコミを入れる事が多く見られる。また、互いに対するツッコミに関しては遠慮がないのも特徴。
(再会という形ではあったが)幼い頃のお互いを知っているだけに、付かず離れずの絶妙な距離感と安定したやりとりが多い。…かと思えば、寄り添って寝ている描写などもあるため絡みのバリエージョンの振り幅が大きい二人である。
また第二期二話にて千歌から善子と花丸は共に『自分から積極的に話に行くタイプではない』と評されている。
これは花丸自身も一期で語っている事であり、そういった事が苦手だった二人が
そんな中でも幼少期に仲良く遊んでいた友達関係であった事を考えると、やはりかなり気が合った事が伺える。
また共にインドア派である事も明言された。
テレビアニメ版(第一期)
第1話
この第1話において、まさかの幼馴染であることが発覚。浦の星女学院入学式の日に幼稚園時代以来の再会を果たした。
千歌がルビィと花丸を勧誘する際、木の上にいた善子が落ちてきた。完全に堕天使モードの善子に対し、自分の後ろに隠れて怯える親友のルビィを守るように警戒する花丸。
直後、善子の顔をしっかり見て幼稚園時代の事を思い出したのか
「善子ちゃん…?やっぱり善子ちゃん!花丸だよ!幼稚園以来だね~」
「…ハ…ナ…マ…ル?!に、人間風情が何を言って…」
尚もキャラを貫こうとする善子に花丸はジャンケンを仕掛け、幼稚園時代からの癖であろう彼女の特徴的なチョキを引き出し看破する。
「そのチョキ…やっぱり善子ちゃん!!」
「善子言うな!!」
そう言ってその場から逃げる善子を「どうしたの善子ちゃん~!」と追う花丸、「善子言うな~!」と逃げる善子という初っ端から印象的で微笑ましいやりとりが描かれた。
第2話
入学後の自己(事故)紹介から不登校となった善子の家に花丸が行き、ノートを届けていたようだ。
第4話
本屋にいた花丸に善子(未だ不登校)が気付き「ずら丸降臨!?なんでここに!?」とコソコソ隠れて移動。その様子に花丸が「?」と反応している(気付いてはいない)。
善子の「ずら丸」呼びがテレビアニメ版では初出となった。(スクフェス版で先行)
第5話
屋上で練習していたAqoursを覗き見していた善子が花丸と目が合い咄嗟に逃げ出すも、善子が隠れていた場所を花丸は難なく見つけ出す。
自身を「堕天使」と称し振る舞っていた経験が抜けきれず、ふとしたはずみに堕天使(ヨハネ)モードに入ってしまう善子は中学時代にはそのせいで学校で浮いていた事を気にしており、クラスに復帰する際には花丸に自身のストッパー役をお願いしたり「何とかして!」と迫ったりしている。
終盤では複雑な善子の心情を、花丸が千歌たちに語っている。
上記の第5話に関しては、記述でまとめると長文になってしまうくらいに二人の会話や絡みがあるので是非本編にてご確認ください。
第6話
クラスメイトの前では必死に普通を演じている善子に対し花丸が「無理に普通にならなくても良いと思うずら」と黒い羽根を善子のお団子(シニヨン)にさし、器用に堕天使ヨハネモードを発動させた。
そんな堕天使モードの善子に対して「やっぱり善子ちゃんはそうじゃないと」とも言っており善子の堕天使設定に花丸は肯定的であるようだ。
また、5話に引き続き二人の幼稚園時代のエピソードが少し語られている。
都会である沼津の学校に目を輝かせる花丸を善子がジト目で見つめ「相変わらずね、ずら丸。昔からこんな感じだったし」と言っており、
5、6話の回想から幼稚園時代の二人はよく遊んでいたことが伺える。
6話挿入歌夢で夜空を照らしたいの衣装はこの二人がお揃い(同じカラー)である。
第7話
東京へ行く際の待ち合わせ場所である沼津駅でヨハネモード全開(衣装と化粧も)の善子を、千歌やルビィと共にニヤニヤ見る姿が描かれている。
「善子ちゃんもすっかり堕天使ずら~」と楽しそうではあったが、更にテンションを上げたヨハネモードに対しては千歌達と同様「お、おう…」と押され気味だった。
熱海駅での乗り換え時にはヨハネモードで堕天使台詞を言う善子の隣で、彼女の言葉を聞かずに「美味しいずら~」とパンを食べ「雰囲気壊れる!!!」と善子に叱られている。(だが食べ続けた)
神田明神でセイントスノーと対峙した際、最初は警戒し一番遠い位置で狛犬に隠れていたが、途中こそこそと離れた位置にいた花丸の後ろに移動し彼女の後ろに隠れている。
その後も神田明神でのシーン終りまでずっとルビィと共に花丸に縋り付いていた。
旅館では購入した堕天使グッズを悠々と披露する善子に対しての花丸の言葉に「アンタだって~」っと子供っぽく言い返してる。
また夜に音ノ木坂へ行ってみないかと言う千歌の提案に対し
「夜の東京は物騒じゃないずら?」
「な、な、何!?怖いの?」
「善子ちゃん、震えてるずら…」
と言う会話が画面外で繰り広げられている。
ちなみに就寝時の布団も隣同士である。
(並びは善子、花丸、ルビィ。
二年生は千歌、梨子、曜の順)
余談であるが7話現在までで善子が誰かに対し「アンタ」と言ったりアダ名呼びや言葉を荒げているのは花丸にだけであり、幼馴染み特有の距離感と遠慮の無さが伺える。
第8話
善子をからかう花丸と、そんな花丸に便乗するルビィという一年3人仲を深めている微笑ましい姿が描かれた。
また、
「慰めるの下手すぎずら」
「な、何よ!人が気ィ利かせてやったのにぃ!!」
と善子の不器用な優しさに微笑む花丸の姿も。
司会のお姉さんから渡された封筒に対して
「もしかして…ギャラ!?」という善子に対しての
「…いやしいずら…」
東京から沼津駅に着いた際の
「やっと『ずら』って言えるずら~」
「ずっと言ってたじゃない!」
「ずらぁ~~~~?!」
ダイヤからの「何の数字か分かります?」に対する
「ヨハネのリトルデーモ……」
「違うずら」
「ツッコミ早!?」
このように安定の掛け合いもたくさん確認できる。
ここまでの話数では天然ボケ気味の花丸に対してツッコミを入れる善子という姿が多く描かれていたが8話でのこのやりとりから二人の掛け合いには明確なボケ担当ツッコミ担当というものは存在していないようで、どちらかのボケ(と判断した)発言に対してどちらかがツッコミを入れているようだ。
ちなみに上記ダイヤの場面で階段に座る際にも隣同士で座っていた。
第9話
逃走するルビィを東京から帰って以降ハイテンションの善子が捕縛。そのままコブラツイストで拘束するも花丸から軽くチョップを受け、たしなめられると「はい…」と大人しくなったり
黒澤家で果南の事を語るダイヤに「まさか闇の…」と堕天使モードで口をはさもうとする善子の口を
花丸が手で塞ぎ画面外へアウトし、以後も一連の話が終わるまでは善子は背後から花丸に手で口を塞がれており、善子もそのまま大人しくしていた。
また、3年生の教室を扉から除く場面で善子が前でしゃがむ花丸の頭に手を乗せていたりと可愛らしい描写も差し込まれている。
終盤、バスで居眠りする9人の場面でそれぞれがバス後方で座っていた中で
善子と花丸だけが7人から数席離れた前方に2人で座っていた。
この時の席は2年、果南と鞠莉、黒澤姉妹で固まっており、それぞれが隣同士で寄り添い合って眠っていた中で2人掛けの席に前後に分れて座るというそれぞれのマイペースさと絶妙な距離感が描かれた。
第10話
海で遊ぶメンバーがいる中、この2人だけは同じビーチパラソルの下でくつろいでおり、善子はうつ伏せで寝て、花丸はその隣にちょこんと座っていた。
またダイヤの提案通りに早朝4時に律儀にも浜辺に来た花丸が自分以外誰も居なかった事を報告すれば、いつも通り安定の善子からのツッコミがあり、
夜、砂を落すために水で身体を流していた際、厳しい特訓をこなしたμ'sの話題での善子の発言に対しては「違うずら」と逆に花丸がツッコミを入れている。
ようよしまりによる合作カレーを食した時には花丸が誰よりも先に完食しおかわりを求め、それに対し「早っ!」と善子がツッ込んでいた。
海乃家では調理担当の善子と給仕担当の花丸。
給仕中に花丸とルビィがバランスを崩し転倒した際には調理場から曜と善子が身を乗り出して二人を観ている描写も。
第11話
冒頭から部室では隣同士に座っており終盤の円陣シーンでも隣同士であった。
放課後のコンビニでは店頭くじにて堕天使モード全開の善子にルビィと共に呆れる花丸の姿が。
またコンビニの駐車場での梨子との電話の際にはスマホから聞こえる梨子の声に
「未来ずら~」と驚く花丸に対し「なに驚いてるのよスマホくらい知ってるでしょ」と善子からのツッコミが入っている。
第12話
Aパートは直接的な絡みほぼ無く、曜のボケに対する善子と花丸のリアクションが完全に一致していたくらいであった。
しかし、Bパートになると東京に着くなり再び隣にいる場面が増え、音ノ木坂学院を訪れた際に女子生徒から9人が声をかけられた場面では善子が花丸の肩を掴み彼女の背後に隠れている。
「私の姿を検知してる…?」と堕天使モードに入る善子に対しては「やめるずら」と大変に優しい声と笑顔でたしなめた。
そして東京から帰宅する電車内で、なんと善子と花丸が2人掛けの席で2人で寄り添って眠る様子が描かれた。
前回、東京から帰る際の電車内では花丸とルビィが2人掛けの席に座っており、善子はその後ろの席に1人で座っていた。(2人の後ろから身を乗り出して会話する形)
それが今回は善子が花丸と座っていたのである。
9話でもバスの配置的には2人でメンバーから離れて座ってはいたが、決して寄り添わずマイペースに前後の席で眠っていた2人がこうである。
付かず離れず絶妙な距離感でやりとりし合う二人がしっかり寄り添って眠る姿に感動したファンも多いかもしれない。
第13話
1クール全13話の最終回。
全体的にも個人の絡みより各学年で3人の絆や想いが描かれている。
控室で緊張や不安の中にいる花丸とルビィに善子がいつものトーンで言葉を返すが、そっと小さく「ありがとう」とつぶやき、花丸とルビィを抱擁する。
ここでのよしまる抱擁カットは大変に尊いので必見である。
また、この際に善子に抱き着かれた状態で花丸が彼女に対し「黄昏の理解者ずら」と口にしている。
文学少女の花丸らしい表現であるが明確な意味は判明していない。
ファンの間では様々な解釈が存在するが、「黄昏」というワードは善子が自身を天使であると言い花丸がそれに嬉しそうに反応したあの幼い頃(5話)の回想を彷彿とさせる。
余談
OPの映像でさりげなく花丸が善子に膝枕をしている描写がある。
(そして直後、花丸が他メンバーと共に駆け出して善子が落っこちるというネタ描写へ。)
テレビアニメ版(第二期)
第1話
冒頭、朝礼にてラブライブ!大会での参加賞が2色ボールペンであった事に憤慨する善子。
決勝にいけば3色になるとか?というルビィに花丸が『未来ずら~』と言うと『どこがよ!』とすかさずツッコミ。
千歌に対し『善子ちゃんも待ってたずら~♪』からの『ヨハネ!』。
など二期でも変わらぬ二人のやりとりが描かれた。
新たな練習場所を探す際、善子が『ずら丸の家ってお寺でしょ?大広間とかないの?』と花丸の家を提案している。(お寺の場所が遠いので却下)
また新しく出来た練習場所の鏡に向かい『いざ!鏡面世界へ!』と駈け出そうとする善子に対し
『やめるずら♪』とお決まりのセリフで止めている。
第2話
大燃料投下回
二年生の三人と一年生と三年の六人、二手に分かれて曲作りをする事に。
鞠莉宅では自分のイメージカラー(黄色)のマカロンを善子に『あーん』で食べさせる花丸や、同じポップコーンをいっしょに食べる二人が描かれ、
黒澤家では二人で窓際に並び鞠莉の家の方が(お菓子がたくさんあって)良かったと同じ表情で
むくれているところをダイヤに叱られ『ヘイ』と声を揃えてそれに応えている。
歌詞のコンセプト会議の際『無』というテーマを提案する花丸に三年組からは花丸の説明も相まってテーマが難しすぎると不評の声が上がるも
善子は『無…なにそれカッコイイ!』と絶賛。
花丸『善子さん。その無があるという事こそ私たちが到達できる究極の境地ずら』
善子『ヨ・ハ・ネ。…無。つまり、漆黒の闇。そこからいずるチカラ…』
2人『ガシッ!(腕を合わせ、二人でポーズを決める)』
花丸『そうずら~~♪』
盛り上がる二人に対しやはり三年生からは理解されず
善子『理解できないとは』
花丸『不幸ずら』
善子『(強くうなずく)』
一連の流れは必見である。
花丸が「善子ちゃん」から「善子さん」へと呼び方を変えたり、意気投合してはしゃぐ仲の良い姿が描かれている。
この後、果南と鞠莉のアウトドア派と善子と花丸のインドア派に分かれ両者は対立。
仲良くなる為に果南の提案でドッジボールで一緒に遊ぶことになる。
(一年の内野は善子と花丸。三年内野はダイヤと果南。鞠莉とルビィは外野。)
この際、鞠莉のボールに怯える花丸を庇うように『任せて』と善子が前に出ている。尊い。
また6人で休日に一緒に遊びに行った際は2人掛けの席に2人で並んで座っていた
お風呂に恥ずかしくて入れない善子に対して『善子ちゃん暗黒ミルク風呂というものがあるずら』と善子の興味を誘い入って来やすい様にしている。
この時全員がお風呂の方を見ながらツッコミを入れている中でいつもの調子が戻った善子を花丸だけがただ一人見つめて微笑んでいる。
この後やっとお風呂に入った善子にも笑顔で話しかけている。
雨宿りで立ち寄ったお寺では善子の『暗黒の力を感じる…リトルデーモンの~』に対し『仏教ずら』とツッコミ。これに対し善子も『知ってるわよ』というやりとりも。
歌詞の進み具合を尋ねられた際には(花丸が歌詞を書いていた)『善子ちゃんがこの前書いているのをちょっと見たずら♪』『何勝手に見てんのよ!』からの
私の歌詞ノートを見つけられるか!?という善子の挑戦に対し花丸はあっさりとこれを見つけている。
花丸が普段から善子をよく見ており、またよく理解している事が伺える場面である。
さすが善子の黄昏の理解者。
歌詞が難解すぎて読めないというダイヤからの意見に『お前にはそう見えているのだろうな!お前には!』に対し『誰にでも(歌詞が)読めなきゃ意味ないずら…』と諭している。
また本編ラストの場面でも二人で並んでいる。
一期五話に次ぐ絡みの量があり必見の話数であるので是非に観て頂きたい。
素晴らしい。
第3話
前回が多かったせいかやや控えめ。しかし、いくつか爆弾があった。
ラブライブ!予備予選と学校説明会が同じ日になるという危機が起こったために、サブタイトル直後に、どうにかならないか皆で地図を見ているシーンでは当然のようにふたりは隣同士で見ている。
会場が山中で「空でも飛ばなきゃ無理ずらね」と呟く花丸に、「ならばこの堕天使の翼で!」と中二病全開で言う善子。
てっきりつっこみがくるかと思いきや花丸は「堕天使ヨハネの翼で大空から会場入りずら」と悪のりし、「嘘よ!嘘!常識で考えなさい!」と逆に善子からつっこまれている。
なお、このシーンではルビィも「その手があった」と悪のりしているため、よしまるというよりは1年生トリオの仲の良さが表れていると言えるだろう。
しかし、その後ルビィと花丸は善子から「堕天奥義!堕天龍鳳凰縛!」を同時にくらっていた。
それに便乗して小原家のヘリコプターでの会場入りを提案した千歌に、「ヘリで移動!」「未来ずら!」「かっこいい!」「スーパースターですわ!」と、黒澤姉妹と共に肯定的な感想を述べた(ものの、鞠莉に却下された)。
代案として曜の父の船での会場入りを提案した千歌に、「素敵」「うゆ」「未来ずら」と再びルビィと共に肯定的な感想を述べた(ものの、やはり曜に却下された)。
結局は移動の問題により、双方を行うには予備予選を1番最初にパフォーマンスしなければならないという結論になる(なお、またもそれの順番を決める抽選会場では隣同士で立っていた)。
そのくじ引きにはリーダーである千歌は自信がないと辞退したため、希望者を募ったところに善子が名乗り出る。
しかし、それを花丸は「無いずら」と一番に否定。
それをいつもじゃんけんでずっと負けてるし(by千歌)、何も無いところで躓いて海に落ちちゃうし(byルビィ)、と善子には任せられないと否定する皆の意見に便乗し、花丸は「マル達がいつもハッピーなのは(代わりに不幸を被ってくれる)善子ちゃんのおかげずら」というフォロー?を割りと真面目に述べている。
これはアニメ一期を通してもほぼ描かれていなかった善子の不幸を、花丸は(心配ではなくネタにできるほど)何度もそばで見ていたことを暗喩している。
しかもこの直後に「普段は運を溜めているのよ!見てなさい。いざというときの私の力を!」と豪語する善子に、花丸は目をキラキラとさせており、普段はおちょくっている花丸だが、なんだかんだで善子のことを信頼しているというのが目にとれる。
しかしヨハネチョキを無意識に出す善子ではグーを出されて運関係なく負けることがわかっているためか、くじ引きを引く者を決めるべくダイヤと善子がじゃんけんをする際には、善子を花丸が助けるシーンがあり、それによって善子はパーを出し、見事勝利した。
だが、その方法が問題であり、なんと「ヨハネチョキを出そうとする瞬間の善子のおしりを触って、ビックリさせることでパーに変化させる」というものであった。
まだ寒いのに海に潜るべく水着を着込んでいないか確認のために梨子のスカートをめくって中を覗いた千歌、曜の悩みを聞いて元気づけるためのきっかけとしてわざとふざけるために胸を揉んだ鞠莉と並ぶ、アニメ版を代表するAqours内セクハラ行為であると言えるだろう。
しかも一応相手を心配してそういう行動をした千歌や鞠莉と違って、他に(いつも善子ちゃんはチョキばかり出すから負けるんだよ、と教えるなど)いくらでも方法はあるにも関わらず、敢えてセクハラ行為を行った花丸は二人とは一線を画すと言える……かもしれない。
なお、くじは1番ではなく24番だったため「不死(24)……フェニックス!」と御満悦な善子に「喜んでる場合じゃないずら!」とガクッと倒れる皆の中、ひとりだけつっこんでいた。
結局間に合わないならAqoursを2っに分けて二会場共にパフォーマンスをするしかない、と考える千歌だが、予備予選会場に千歌達5人がパフォーマンスをする……という場面に合流して参加する4人という形で善子と花丸も登場。
結果的に当初の予定通り9人でパフォーマンスをしたが、上記の2つに分ける案では花丸と善子は同じグループで行う予定だったことが現れている(余談だが、このときの衣装では普段と逆で善子ではなく花丸がノースリーブの衣装を着ていたが、服の色彩から見て、二人が衣装を交換したわけではなくはじめからそういうデザインだったらしい)。
予備予選でのパフォーマンスでは共に最初の立ち位置では後列の、サビでは前列の、双方共に客席から見て左側に隣同士に立っていた。
予備予選のパフォーマンス直後に学校まで走ることにしたAqoursだが、途中で疲れて立ち止まる花丸を善子とルビィが励ましていたり、途中で乗ったある乗り物に二人が隣同士で乗っていた。
そしてこのときのあるトラブルに対して、花丸による「冗談は善子さんずら」という名言が生まれた。
第5話
絡み自体は少ない。
千歌の家から脱出した善子が花丸にメールで帰った理由を送っている。これによりアニメ1期第11話ではスマホすら「未来ずら」と驚いていた花丸がスマホを持つようになったこと、そしてそんな花丸とメールでやり取りする仲になっていたことが判明した(本来ならば最年長である3年生かリーダーである千歌に帰るという報告を入れるのが普通だと思われるが、敢えて花丸に送ったのはそれだけ親密だということなのだろう)。
また、後半迷い犬を飼い主に返したことで寂しさのあまり失意の底にいた善子(と梨子)の様子を心配するシーンで「まさか、悪霊に憑りつかれたずら?」と善子がヨハネとして普段している目元での横ピースをしながら、若干低い声で言っている。
それを見たルビィに「なんかちょっと善子ちゃんっぽいね」と言われると「ギラン!」ならぬ「ずらん!」と終始ヨハネらしく返していた。
第6話
どちらかというと善子と梨子の絡みの方が目立っているが、梨子が善子に続いて中二病な言動をした瞬間、困惑する曜と千歌と違って、「これが堕天ずら」と理解を示していた(なお、ルビィもそれに同意している)。
フォーメーションの話が出たときにフォーメーションを聞き間違えたのか「フォーリンエンジェルズ(訳:堕天使達)」「ずら?」とぼけるルビィと花丸にツッコむのではなく、「ら……ら……ら?」といきなりしりとりを始めようとしていたあたり、普段からそんな風に遊んでいるのだろうと窺える。
第7話
予選結果発表後「緊張で何も喉が通らなかったずら」とのっぽパンを食べる花丸に「あんたはずっと食べてたでしょ!?」と善子だけひとりツッコミを入れる。
秋葉ドームで行われるラブライブ!決勝目指して頑張ろうという果南の言葉に「勿論よ!55000のリトルデーモンが待ってる魔窟だもの!」「みんな善子ちゃんの滑り芸を待ってるずら」「ヨハネ!」と安定のボケとツッコミ。しかし、滑り芸部分は否定していないので善子も若干滑っていることは理解している模様。
ラブライブ!優勝を新たな目標に掲げた際は「ヨハネと一緒に堕天するわよ!」と他メンバーや集まっていた全校生徒達に嬉しそうに言っている善子を嬉しそうに見守っていた。
G'sマガジン
『OUR PRIVATE LIFE 2人の秘密教えてあげる』花丸編
自宅らしき所で善子に頼まれ、勉強を教えてあげる花丸という微笑ましいやりとりが描かれている。
2人の表情や私服にも注目して頂きたい(かわいい)。
掲載された雑誌が過去のものなので現在では購入が難しいと思われるが、発売中のFIRST FAN BOOKなどでも確認できる。
2016年10月号
描き下しの1年生が愛らしく描かれた表紙が目印。
同じく描き下しである夢で夜空を照らしたいの衣装に身を包み、花丸の衣装の調整をする善子とルビィのイラストと共に善子視点のSSが綴られている。
事件というのは、この中で善子が花丸のバストが豊満である事に触れている点である。
公式が彼女の胸が豊かである事に正式に触れたのはこれが初めてであり、それがまた善子のモノローグで語られた事も衝撃であった。
またその際、未だ成長中の花丸のバストと自身のバストを比べる善子という描写も。
花丸の胸元リボンの調整に拘り自身が「完璧なスクールアイドルに仕上げてみせる」と言っている点も見逃せないポイントである。
その他の書籍/雑誌/キービジュ等
「CUT」5月号の描き下ろし
MIRAI TICKET衣装でそれぞれ抱き合ったり寄り添ったりしているAqoursが描かれているが、なんと善子と花丸も二人で抱き合い微笑みあっている。
カメラ目線ではなく互いに目を合わせているのはこの二人のみ。
沼津市夏まつりコラボビジュアルポスター
第70回沼津夏まつり開催記念の『ラブライブ!サンシャイン!!』コラボビジュアルポスター。
善子と花丸は並んでピースをしている。
第二期キービジュアル
こちらも隣同士。共に寄り添って描かれる黒澤姉妹の対に位置にいる。
善子に寄り添うようにジャンプしている花丸と悪戯っ子のような表情の善子が大変可愛らしい。
ラブライブ!サンシャイン!! TVアニメオフィシャルBOOK
表紙に描かれていたのは二年生と善子と花丸の5人。
仲良くポーズを決める二年生の後ろで背中合わせで寄り添っている姿が描かれている。
スクフェス
ストーリー
2016善子の誕生日の花丸の台詞
「オラ、善子ちゃんといると懐かしい気持ちになるんだ…」やメインストーリーでの善子の「ずら丸」呼びからも、テレビアニメ版と同じくこちらでも二人は幼馴染設定であると思われる。
またメインストーリー内にて千歌の家で夜明けまでメンバー全員で過ごした後に夜明けの海へ向かう道で寝ぼけ気味の善子を気遣い、善子に手を貸す花丸の描写があり、善子も素直に感謝し、それに応じている。(手を繋ぐ)
その後追加されたシナリオでも再び「マルが手を貸そうか?」という台詞が登場。
秋に一年トリオで芋ほりに行くエピソードも必見である。
花丸の『善子ちゃ~ん♡』や
なぜか花丸が善子のジャージを持って来ているという妄想が捗る描写も。
また最近のシナリオでは善子が花丸の口癖を声真似するという描写がある。(現在2回目)
UR動物編
2017年4月15日に善子&花丸のペアURが実装。
余談であるが、この日はスクフェス4周年という記念日でもあった。
覚醒前はキメ顔で羊に餌をやる善子(死角でバケツのエサを食べられてしまっている)を
花丸がジト目で見つめているという微笑ましく2人らしい一枚。
覚醒後は美しい水中の街並みにクラゲのドレスを身にまとった善子と羊モチーフの衣装の花丸が描かれている。ここで善子と花丸の左手が互いに幼稚園時代から思い出深いヨハネチョキになっているのがポイントである。
ピースではなく、手の位置からもジャンケンのヨハネチョキである。
ここで花丸が第1話のように「グー」ではなく「あいこ」になるヨハネチョキを出しているところが
なんともたまらない。
第2回おさんぽラリー
2017年9月5日~15日の10日間開催された待望のよしまるの初イベント。
第1回から改善されたシステム面、イベントSRのクオリティ、共に人気の高いキャラである事
やカップリング/コンビ人気など様々な要因が重なった為か前回より大幅にボーダーが高くなっている。
また報酬の善子と花丸の衣装やイラストは特に覚醒後が大変けしからん(素晴らしい)ものになっている。
「ジングルベルがとまらない」ジャケット
グループ初のスクフェスコラボシングル。
メンバーの並びは初期番号順なので6番と7番の善子と花丸も並びあっているのだが
衣装がお揃いのサンタ帽(衣装ははサンタ帽、トナカイ、ハットの3種)にお揃いの髪飾り(2人のみ)であり身体を向い合せ、間でしっかりと手を繋いでいる。
また綺麗にシンメトリーで衣装を纏っているのも注目ポイントである。
お揃いの髪飾りは翼を用いたものであり、片翼ずつお互いがつけている。