動かざること山の如し
うごかざることやまのごとし
動くべき時までは断固として動かない
「疾きこと風の如く」「徐かなること林の如く」「侵掠すること火の如く」と合わせて「風林火山」と呼ばれる。(厳密には、「知り難きこと陰の如く」と「動くこと雷霆の如し」(もしくは「動くこと雷の震うが如し」)と合わせて「風林火山陰雷」もしくは「風林火陰山雷」となる上、さらに続きがある。)
概要にも書いているが、本来の意味は「(山のように)何事にも揺らがされない心を持ち、動くべき時までは決して軽々しく動いてはいけない」ということである。
ただ、文字通り「まるで山のように動こうとしない」事を指して用いられる事もある。