概要
『文豪とアルケミスト』に登場する田山花袋×国木田独歩のカップリング。
このタグを用いて投稿する場合、腐向けタグとの併用や、文アル【腐】などの住み分けタグの使用が望ましい。
史実では田山花袋と国木田独歩は友人であり、交流が書かれた作品が残されている。ゲーム内でも双筆特殊セリフや手紙、回想がある。
(※不備があれば加筆・修正お願いします)
ゲーム内においての関係(以下ゲーム内回想・手紙のネタバレ注意)
回想
は-1回想『武蔵野』
自分たちの新しい文学が認められないことを不満に思う独歩と、独歩をなだめる花袋の回想。
独歩は花袋に小説の書き方を教わったことへの感謝を述べる。
食堂回想『ライスカレー』
ライスカレーを見て『結構カレー通だから味にはうるさい』と言う独歩に対し、独歩の家を訪れた時に出された『炊いた飯にカレー粉をぶっかけただけの雑なカレー』を思い出す花袋。
イベント回想『調査任務-入学式』
2017年3月下旬~4月上旬に行われた期間限定イベント『學問ノススメ-桜-』において、条件を満たして潜書した際に発生した回想。
独歩を自らのライバルだと認めつつも、口喧嘩では独歩にかなわないらしい花袋の姿が見られる。
なお、報酬回想『田山の報告』では、本の中のパラレルワールドの花袋・独歩・藤村は、『帝國学園の新聞部所属の学生』であることがわかり、花袋は本の世界の独歩にも小説の書き方についてアドバイスをする。
手紙
独歩から花袋宛ての手紙は二通、花袋から独歩宛ての手紙は一通実装されている。
史実においての関係(回想の元ネタ注意)
・前述『武蔵野』『ライスカレー』回想にあるように、独歩の家(丘の上の家)を花袋が訪ねたことから二人の交流が始まった。独歩は帰ろうとした花袋を引き留め、炊いた飯にカレー粉をかけたものをふるまってもてなしたという。以降、独歩が亡くなるまで、二人は親友であった。
・当時著名な記者であった独歩に、小説家となることを勧めたのは花袋である。
・独歩は肺結核に冒され、茅ヶ先の病院で最後を迎えることになるのだが、己の死を悟った独歩は花袋に直筆で葉書を送っていた。「会って話がしたい」という内容の葉書を花袋は受け取ったが、当時「生」の執筆に追われていた花袋は行くことが出来ず、結果独歩の最後の願いを叶えてやることは出来なかった。
この時の花袋の後悔は「東京の三十年」などから覗える。