概要
元孤児の少年と元マフィアの少女。家族を知らない少年と家族を失った少女。
マフィアで三十五人もの人間を殺害し、殺人マシーンとして生きてきた鏡花。「殺人」に関して、ずば抜けた才能を持つ彼女だが敦が見せてくれた「光」に心奪われ、「殺人」以外にもできることがあるということを証明するため、武装探偵社で働くことを決意する。
現在、下宿寮の部屋が足りないため二人は同居中。
鏡花が敦に朝食を作ったり、二十七話の表紙絵では二人で豆腐鍋を囲っている様子が描かれている。
開花録での鏡花(ポートマフィア構成員)の敦の第一印象は敵と書かれていたが、深花録では、今、敦について思うことについては、恩人、とあと・・・となっている。
ネタバレ注意
劇場版DEAD APPLE
序盤から終盤まで、ずっと行動を共にしており、ラストは敦と鏡花が一緒に仕事に行く場面で幕を閉じる。
敦の発言に、頬を紅くしながらほほ笑む鏡花は必見!
劇場版特典 BEAST ―白の芥川、黒の敦―
芥川が探偵社、敦がポートマフィアに所属しているというIFの世界。
鏡花は本編同様、一度ポートマフィアを裏切った。しかし、現在は再びマフィアに戻り、敦と共に暗殺の仕事をしている。鏡花いわく戻った理由は「すべて……この人のために」
手を取り合いながら、寄り添う敦と鏡花を見た芥川は二人を「闇の組織の中で身を寄せ合う、心優しき殺人者たち」と称した。