概要
エグランティーヌとは、『本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜』(香月美夜・著)の作品に出てくるキャラクターで、読者には通称「光姫」として親しまれている。
作中では、悲劇の元王女として登場し、婚姻で王族に戻り、最終的に新ツェント(王)となった。
プロフィール
出演作品 | 『本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜』(香月美夜・著 |
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性別 | 女性 |
誕生季 | 冬 |
出身地 | ユルゲンシュミットのエアストエーデ(中央) |
登場時の所属 | クラッセンブルク |
髪 | 豪奢な金色 / ウェーブがかかっている |
目 | 明るいオレンジ色 |
身長 | ?cm |
体重 | ?kg |
特技 | 奉納舞 |
好きなもの | 平穏 |
嫌いなもの | 国が乱れること / 争いによって死者が出ること |
人物
おっとりと優しい性格の人物で、綺麗な人。魔力量も現王を超える優秀さであるが、国が乱れることには敏感で、平穏の為には小さな犠牲を出すことを厭わないキャラクターである。
経歴
0才 誕生。(当時の)第三王子の末の王女。
〜7才 洗礼式前 政争で家族を暗殺され、クラッセンブルクに移籍する。
7才 洗礼式。クラッセンブルクの領主候補生。
第四部
15才 貴族院六年生(最終学年)のクラッセンブルクの領主候補生として登場。
元王女で魔力量も優秀なエグランティーヌは、年長の直系王子(ジギスヴァルト王子・アナスタージウス王子)のどちらかを選んで王妃となることを望まれていたが、政争で家族を亡くしたトラウマからどちらも選べなかった。また双方の思いは権力闘争の壁に阻まれ、歪んで届いていた。
主人公が間に入って助言したことで、政争は回避され、エグランティーヌは弟王子のアナスタージウス王子と婚約し、アナスタージウス王子は王位継承を辞退した。
主人公はエグランティーヌの味方と宣言し、エグランティーヌも主人公を見守り、庇護を与えるようになる。
第五部
国にとって怪しい動きをする主人公を監視する役目を帯びて、貴族院の教師となる。しかし、主人公を庇護する意志は変わらずあり、見守る姿勢でいる。
また、主人公の魔力量と有能さは国に資すべきレベルだと気づき、夫の第二夫人に推薦するが、エグランティーヌに首ったけの夫に却下される。
国の根幹を司るグルトリスハイトの取得が主人公かエグランティーヌにしか出来ないと推測された時、国を乱さぬように代案がないか主人公に相談するも、真実を教えて貰えなかった。
時間的にも追い詰められたエグランティーヌは、貴族的な方法を使って主人公にグルトリスハイト取得を強制し、主人公が「次期王に内定していたジギスヴァルト王子の第三夫人」「王(ツェント・トラオクヴァール)の養女」になるよう手配。
主人公とすれ違った。
外患誘致の内乱の後始末で、次期王のジギスヴァルト王子が新時代のツェント不適格と判断され、国が乱れぬ為に自らツェント(王)に立候補した。