フラン(転剣)
ふらん
棚架ユウによる小説『転生したら剣でした』の登場人物
CV:水瀬いのり
概要
もう一人の主人公。獣人の一種である「黒猫族」出身の猫耳少女。12歳。
黒猫族は獣人族の中で長年「進化(強くなった獣人が習得する強化術のようなもの)」ができるものが現れず劣等種扱いされている。彼女の両親も進化を目指すものの志半ばで死亡し、彼女自身も奴隷にされて名前も取り上げられ、「名無しの奴隷」として4年間もつらい日々を送ってきた。それでも両親の遺志を継いで進化したいという思いを失わない心の強さを持つ。
普段は無口、無表情だが、これまでの経験から黒猫族をバカにされたり、敵対するものが奴隷商人がらみだったりすると怒りを露わにしたり、一方で師匠の作る料理を嬉しそうに食べたりと喜怒哀楽を見せるときもある。
基本は師匠のサポートを受けて戦うが、「借り物の力に頼るのではなく、自分自身も強くなって師匠を振るうのにふさわしくなりたい」と考えており、そのためなら自身が傷つくこと等の無茶も惜しまない。師匠曰く「弱い子猫ではない。牙を研ぐ猛獣の子供」。
冒険者になってすぐに100匹以上のゴブリンの大軍を倒したりと様々な活躍をし、「魔剣少女」等と呼ばれる。