『アーマード・コア ラストレイヴン』のオープニングムービー機体。
本編には登場しないが、VRアリーナ7位、BJの愛機であり、掛け金を払って戦うことができる。
武装はハンドレールガン、レーザーブレード、中型ロケット、マルチミサイル。
実はこの機体、LR以前の作品で外装パーツの大半は既にハイエンドCG化されていたりする。
しかしながら、クレスト社製フレームで小気味良くまとめられたビジュアルは完成度が高く、コトブキヤのプラモデルシリーズ第二段として発売された。
産廃レールガン
カスケードレインジについて語る際に外すことができないのが、右腕武装YWH16HR-PYTHONである。
NXから登場したENレールガンは『チャージ時間の後、超高弾速のエネルギー弾を発射する』という特徴的な武装だったが、キャノン系武器であるため構え動作制限が必要だった。
動作制限をなくしたハンドレールガンは待望の武器でもあり、ムービー中でもヘリ等を巻き込みながら着弾点周辺一帯を吹き飛ばすなど活躍を見せつけた。
さらに、全ACシリーズ中屈指の強敵と呼ばれている相手が使用し、入手条件もその相手の撃破とかなり難しい。
…しかし実際に使用してみると、
・長めのチャージ時間
・その割に遅い弾速
・ヘリも一撃で落とせない火力
と、見事なまでのガッカリ仕様である。
そのため最早ハンデ武器ではないかとすら言われ、ハンデレールガン呼ばわりされることも。
オープニングと実際のゲーム中で仕様が異なるのはよくあること(フロムではお約束)ではあるが、この武器は特にその落差がひどいため、産廃の代名詞として有名である。
(単純に使いようのないパーツならば他にも多数存在するが、それでもハンドレールガンが印象強いのはやはりガッカリ感ゆえだろう)
ただし前述の、入手条件となる敵が使用した場合には彼女の腕前や周囲の地形もあって、とてつもない脅威と化す。このへんもハンドレールガンの強烈なキャラクター性の1つである。
余談だが、物がレールガンであるためか、時折とある科学の超電磁砲と絡めたネタにされることもある。
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