企画概要
装攻警察パトロイドは未来都市、新東京都26区を舞台にしたSFアクション。
治安が大幅に悪化した都市で警官型アンドロイド、通称「パトロイド」たちと
従来の警察では手に負えない重犯罪者との戦いの日々を描く。
企画目録
舞台
現在とは違う平行世界の未来都市、新東京都26区。
様々な犯罪が横行し治安は非常に悪い。
警察の重武装化もそれに拍車をかけているようである。
ビルの平均高が400メートルになっており、過密な人口と多数の人種が入り乱れている。
通称、極彩都市トーキョー2重ロック。
格差社会はさらに加速しており、東京湾の沖合いには一部の富裕層が暮らす天楼区が建設された。
夜の闇はさらに深くなり、人間以外の何かが跋扈する・・・。
パトロイドのレギュレーション
パトロイド隊は従来の警官やパワードアーマー隊との共同戦線を行うために
新たに新設された【AIを搭載した人型ロボット】部隊である。
一般市民ウケやパワードアーマーの威容が威圧的であるという批判を考慮した結果
配備されるパトロイドは【全て女性型である】こととし、また
一般隊員と装備を併用できるように【身長は150~200cm程度】である。
車両扱いであるため【パトライトとナンバープレートの装備】および警察であることを示す
【スターエンブレムの装着】が義務付けられている。
■パトロイドの現状
現在日本のみならず世界各国から戦闘アンドロイドをパトロイドとして
エントリーしてもらい、日々発生する様々なケースに対応させ
最終的にはあらゆる事態に対応できるマルチタイプを完成させることを
期待され配備されている。
武装や仕様が異なるため、各研究開発期間や企業から専門の技術者が出向してくる場合もある。
パトロイドは現在、新東京各区へ配備が進められている。
キャラクターシート
メインキャラクターおよびパトロイド用とサブキャラクター用の2種類。
治安維持組織
銃火器で武装し、同じく銃火器で武装した集団の制圧を目的とするAP、
従来の警察組織である穏当な治安維持活動を行うPPが存在する。
■装攻警察(アームドポリス・AP)
飛躍的に悪化する治安と犯罪者の重武装化にともなう内部編成を行った未来の警察組織。
数々の兵器で武装し、市民の安全を守るために日夜犯罪者との苛烈な戦いを繰り広げる。
一般への被害を助長していると批判を受けつつ、今日も平和のために街へと繰り出す。
■治安警察(パブリックオーダーポリス・PP)
以前からある通常の警察組織。
派出所のおまわりさんなどもこちらに属する。
APと違う点は主に非武装者を取り締まり対象としている点。
もちろん緊急時はその限りではない。
性格上APを愚連隊と呼び、縄張り意識もあって両者間の仲は悪い。
■パトロイド隊
AIを搭載した女性型アンドロイド部隊。
本部は千代田区の旧都庁ビル。
単独行動できるような熟練パトロイドはあまりおらず、通常は一般隊員と共同で任務を行う。
一部の機種については複数配備されているものもある。
基本的に感情を有し、一般的なコミュニケーションがとれる。
全て女性型であるのはそれなりの理由があるようだ。
■パワードアーマー隊
パトロイド隊の実質前身であるAPの主力部隊。
本部は警視庁本庁と同じく千代田区。
重装甲、重武装をモットーとし各区へ大量配備した結果、火に油を注ぐこととなり
さらに治安悪化に拍車をかけることになった。
装甲は厚いが鈍重で視界も狭く、一般隊員の支援無しでの活動は自殺行為。
一部の機種は民間警備会社も使用する。
■モノクル隊
一輪タイプのモノサイクル高速機動隊。
幹線道路での取り締まりや容疑者の追跡、通常巡回など使途は広い。
装攻隊の中でも最もせわしない部隊として有名。
中にはロボットに変形する特殊な改造モノサイクルを使っている者もいるというウワサ。
パトロイド隊と同じ旧都庁ビルに本部がある。
■リニアフローター隊
新東京を空から監視する飛行艇部隊。
機体下部に高性能センサーとガトリング砲を装備、機動力も相まって非常に強力な戦力であるが
機体が非常に高価なため、千代田区の警視庁本庁にしか部隊がなく、各区には配備が進んでいない。
最も”個人的に”所有している警官もいるらしい。
■民間警備会社
基本的に警察を信用しない企業や富裕層の個人が雇う、武装警備。
パワードアーマーを所有している会社もあり、その装備はAPにも引けをとらないらしい。
AP以上に過激で簡単な面接と訓練で入社できるとあり、粗暴な連中が集う
危ない集団と化している場合も多い。
APは緊急時においては彼らの支援要請を強制することができる。
反社会的組織
APが取り締まる対象は銃火器で武装した連中である。
■過激派(危険度★★)
もはやAP、新東京にとっては”お約束の存在”。
己の主義主張を通すためなら違法行為もいとわない集団。
その振り上げた拳は高らかに掲げた突撃小銃であり、発射される銃弾は
彼らの主張、言論であり、正義であり、自由である。
それらを曲げる公的組織、社会は全て敵である。
工事用ヘルメットがトレードマーク、断固反対!が口癖。
軽火器や火炎瓶などで武装し各地で警察と衝突している。
■武装宗教団体(危険度★★★)
アンドロイドを人間の模倣とし排除するために活動する団体と
メタルドローンを神格化しドローン化=新たな世界への旅立ちとしメタル病患者を拉致する団体など
宗教観念に照らした活動を行う組織。
特徴として強力なカリスマを持ったリーダーがおり、結束が非常に固い。
銃火器で武装している場合が多い。
■テロリスト(危険度★★★★)
自らの主義主張を恐怖と暴力でもって政治的目的を達成せんとする集団。
民間人を何の呵責も無く、いくらでも犠牲にする点において過激派と異なる。
さらに小銃のみならずロケット砲や手榴弾など重武装であることから
警察と鉢合わせした場合、即座に派手な撃ちあいになることが多く、
一般市民への被害が最も多い。
目的達成のためなら盗み殺し誘拐、考え付く犯罪行為はなんでもやる
非常に危険な集団。
■クラッカー(危険度★★~★★★★★)
テロリストや過激派と違い、”目的が不明”な武装集団。
銃刀法改正により以前よりは容易に武器の調達ができるようになったことから
銃火器を発砲し破壊活動そのものを楽しむ傾向にある集団や
目的の判然としない武装組織をまとめてこう呼称する。
規模は様々であり近年はこのクラッカータイプの集団が増加傾向にある。
要排除対象
新東京には人間以外の者の数多く存在する。
彼らはどこから来て何をし、そしてどこへ行くのだろうか。
■バイオビースト(危険度★★)
人工的に生み出された生命体。
そのほとんどは野良と化し新東京の闇に潜む。
夜間の活動が多く、その正体はどこかの研究所で生まれた生体兵器であるという。
そのほとんどが4足型であり獣のような見た目であることから名づけられた。
野良犬や浮浪者が主にその餌食となっている。
繁殖小型化した愛玩用が闇ペットショップで売られているらしい。
■バスタノイド(危険度★★★)
生体汚染された魚類を摂取した人間が変異し、中でも大きく概観が変化し
反社会的なミュータントがこう呼ばれる。
初期症状として皮膚がウロコ状に変化することから魚燐病と呼ばれることもある。
中にはキネシスやテレパスなどのESP能力が発現する者もおり
社会的に排斥される携行にあることから犯罪に走る者も少なくない。
畏怖、差別的意味をこめて半漁人と呼ぶ者もいる。
人間としての意思はなくならないため、全てのミュータントが要取締り対象者というわけではない。
■メタルドローン(危険度★★★★★)
新東京を脅かす新たなファクターであり、原因不明の奇病。
疾患すると体の一部が徐々に金属質に変化しやがて前身にいたれば
”人間として”死にいたる不治の病。
特筆すべきは人としての意識および生命活動が停止すると、あたかも
ロボットに生まれ変わったかのごとく動き出すこと。
もはや整然の人格や記憶は無く、コミュニケーションをとることも不可能。
加えて強力な身体能力を発揮し、非常に攻撃的になるため緊急時においては
予告なしでの射殺が容認されている。
死してなお動くその様子から一部ではメタルドローン化を望む宗教集団も現れている。
その見た目からメタルゾンビ、金属人形などと呼ばれる。
企画タグ
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装攻警察パトロイド
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