アニメCV:水瀬いのり
実写演:芳根京子
人物像
秩父市在住。
幼少期、何気ない「ある言葉」を母親に話してしまったことで家族の崩壊を招いてしまい、そのことと父親にかけられた心無い言葉に胸を痛めていたところに現れた"玉子の妖精"に人を傷つけないようにお喋りを封印され、喋ると腹痛を起こすという呪いをかけられた少女(実写では妖精が出ない代わり、腹痛するようになった際に願掛けで買った大慈寺の玉子を踏み潰している)。
現在は埼玉県立揚羽高等学校2年。
クラス担任である城嶋の一存から坂上拓実、仁藤菜月、田崎大樹の三人と共に「地域ふれあい交流会」の実行委員に任命される。
元々はおしゃべり好きで活発な女の子だったが、おしゃべりを封印されてしまったことと家庭崩壊を招いてしまったトラウマからふさぎ込みがちになってしまっている。
母親とは話せなくなったことでコミュニケーションが取れずに疎遠になっており、クラスメイトからも「しゃべらない変な子」という扱いを受けている。
しかし、話すことはできないが心や感情までは失っておらず、その内面は年相応の少女のもの。身振り手振りやリアクションにより、ある程度のコミュニケーションは取ろうと思えば取れる。
また、自分の意見を確実に伝えたい時には、メールやメモ用紙などを使った筆談を行う。
ガラケー使いで高速でメールを打つ。
幼少期のトラウマから「言葉は時として凶器になる」ことを痛いほど理解しているため、誰かが相手に対して心無い言葉を浴びせた時には自分が腹痛になることも厭わずに声を荒らげて厳しく非難することもある。
関連項目
ネタバレ注意
彼女のトラウマとは父親の不倫を偶然目撃し、母親に言ってしまったことで両親が離婚をいたらせてしまったことにある。声を失った理由は父親の心無い一言。
彼女の出会った「玉子の妖精」も、妄想が好きだった当時の彼女が精神的に生み出したもので、呪いなどなかったのである。
高校生となり、恋を知ったことで、ようやく呪いは解けたのだった。
ふれあい交流会終了後、大樹にあることを話しかけられる。