概要
結成当時はコントを主体としており、早い段階から他とは違うシュールな芸風が注目されていた。
業界からも高い評価を受け、早々にレギュラー番組を持ちゴールデンに進出しそして今に至る。
初期は「ネタがシュールすぎて子供にも年寄りにも分からない」と言われていたが、濱口の黄金伝説や有野のゲームセンターＣＸでの活躍により芸風の幅が広がり今では幅広い層から支持を得ている。爆発的にブレイクはしないがテレビから消えることもなく、トーク番組で自ら「苦労したことが無い」と言ってしまうほど彼らのお笑い人生は実に平和でマイペースである。
コント
初期
一言で言うと「意味不明」なものが多い。
台詞には感情がこもっておらず、淡々と進んでいく。シチュエーションの内容も現実から大きくかけ離れており、それについての説明が何もない。客に見せるものであるにもかかわらずそれはどことなく閉鎖的で、オチは無いに等しく会場はけして爆笑の渦に巻き込まれることはない。こう書くととてもつまらなさそうに思えるがこれで笑えてしまうのが「意味は分からないけどとりあえず面白い」初期のコントの魅力である。
しかし非常に人を選ぶコントには違いないのであまり盲目に他人にお勧めできないのも現実である。
現在
現在のコントは一般客を意識して作られたいわゆる「ベタ」なものに移行しつつある。分かりやすく素直に笑えるのだが、初期のコントのファンにとっては物足りなさを感じるのも事実である。
現在コントライヴＤＶＤは複数発売されているが、ベタが好きな人は発売が新しいものを、テレビでは見られないよゐこを見たい人、彼らの世界観にどっぷりつかりたい人は蔵出しシリーズをお勧めする。
出会いと中・高校時代
中学の塾で出会う。
第一印象は
有野→濱口「ひげボーボーでなんか怖い」
濱口→有野「可愛い。王子様みたい」だった。
高校の時は授業中に手紙を書き休み時間に交換したり、一緒にトイレに行くほど仲が良かった。あまりに仲が良すぎたため、有野に彼女ができた時、有野は「くり（濱口の高校の時のあだ名）どうすんねん」と周りに責められ、濱口は有野の彼女に「あまり有野君とベタベタしないで」と注意された。
大人になった現在も仲の良さは変わっていない。
しかしデートスポットで愛を誓い合ったり、無人島では狭いと分かった上で一緒に風呂に入ったり、挙句の果てには自分たちが題材にされたＢＬ漫画をかなりきわどい所まで実演したりと仲が良いだけですませていいのかどうかは謎である。