概要
泉鏡花の母親。
本名は不明。
夫と共に夜叉白雪に斬殺された。
鏡花同様和服を着用していた。
真実
生前は政府側の人間であり、殺戮の異能・『夜叉白雪』の遣い手(尾崎紅葉の『金色夜叉』同様、自分の意志で操作可能)。
元政府の諜報員であり、事件を起こし職を辞した後にフリーランスとして要人暗殺に携わっていた夫と共に数多の暗殺を手掛けていた。
しかし、三年前に自分達に恨みを持った異能者の襲撃に逢い、襲撃者の1人が持っていた『血液を媒介に身体操作をする』異能に夫が操られ、丁度外から帰ってきた鏡花に斬りかかろうとするも、「僕を斬れ」と言う夫の言葉に夜叉白雪が反応し斬り殺したことにより、自身も操られていることに気付き、鏡花を守るために夜叉白雪に「娘を守りなさい」と命令し、命令に従った夜叉白雪に斬殺される。
その際に夜叉白雪は鏡花に譲渡されるが、突然の襲撃で譲渡が不完全だったため、媒介である数日前に彼女が鏡花に渡した携帯電話からしか操れなくなった。
なお、彼女らの生前の記録は政府により抹消され、上記の出来事を『異能の暴走』として処理されたため、鏡花は両親の職や夜叉白雪のことについてはないも知らなかった。
異能の譲渡方法は異能特務課の人間であり、同じ様に自分の娘に異能力を譲渡した人物から教わった。