CV:バトリ勝悟
人物
新導クロノと同じく、晴見高校に通う高校1年生。
類稀なセンスとイメージ力を併せ持つが、どこか気だるげで無気力なニヒリスト。しかし、心の奥には熱いハートを隠している。
ファイトは初心者。しかし、OPでは小さい頃にヴァンガードをやっていた事が示唆されており、クロノとのファイトでは本人も何らかのトラウマを抱えているようで……?
過去
幼い頃の境遇は悪く、非常に格調高い家柄の出のようだが、お手伝いや親戚曰く「お情けで一族の末席に加えてもらっていた」との事。
屋敷で「兄」にヴァンガードファイトを教えてもらい、本人も楽しくプレイしていたが、いくらバトルしても彼に勝てず、家庭環境もあって「いくら努力しても勝てない人間がいる」と考えてしまった彼はヴァンガードをやめてしまった。
これが前述のトラウマであり、序盤の彼のすぐ諦める癖に結びついていたが、クロノや明日川タイヨウとの関わりで克服した。
使用デッキ・ファイトスタイル
シャドウパラディンを使用。
切り札は「覚醒を待つ竜ルアード」。
ドロップゾーンのG1ユニットによって強くなる能力『儀式(リチュアル)』を使い
序盤から速攻攻撃をかけ儀式を成立させる。
ファイトの腕はそこそこ強いのだが、当初は前述したすぐ諦める癖で持て余していた。
後にチームの信頼を深めた事によって中断する癖がなくなり、全力で戦っている。
関連タグ
カードファイト!!ヴァンガードG カードファイト!!ヴァンガードGNEXT
ネタバレ注意
実は彼が幼い頃慕っていた「兄」は、鬼丸カズミ。
カズマの旧姓は「鬼丸」で、カズミとは異母兄弟。小学生の頃に彼の存在が枷になると考えた鬼丸家の意向で、母共々鬼丸家を出て行った。
そして、兄の姿をU20チャンピオンシップで目にした彼は、驚愕の表情を浮かべる…。
U20セカンドステージでは、兄にディフライドしたシラヌイに認めて貰えぬまま敗北。ショックを受けるが、直後にやって来たクロノから、今の兄はディフライドしたシラヌイの人格が表に出ているという事を知らされる。
ファイナルステージで再び激突するが、その際は一時的に本来の兄の人格が現出。しかしあと一歩届かず敗北し、クロノに後を託す。後を託されたクロノが勝利した事で兄のディフライドは解除、真の意味で兄弟再会を果たした。その後はカズミと兄弟として交流しているが、鬼丸家に戻るつもりはない模様。
カードファイト!!ヴァンガードGZ
ギーゼの器候補であるために渕高サオリにディフライドしたダムジッドにファイトを挑まれ敗北。レリクスへと落とされる。無事に脱出できたものの、クロノが器にもっとも近づいたことで彼が使徒に狙われるようになった事で、クロノにしてやれることはないかと考えていたところに、クロノを引きずり出すべくカズマ達を捕ら人質にしようとした星崎ノアにディフライドしたカオスブレイカードラゴンが現れファイト。その最中カズマもギーゼの器に近づいたことで使徒たちはカズマ狙いを定めた。奮闘するもののファイトに敗北。クロノがギーゼを倒してくれることを信じ、ギーゼにディフライドされてしまった。
ディフライドされた直後、駆けつけたクロノにファイトを挑み使用者の居なかったユナイテッド・サンクチュアリのゼロスドラゴンウルティマを使い勝利、終焉のゼロスドラゴンダストを回収して使徒達とともに姿を消す。カズミはこのファイトをカズマの意志がクロノを信じ挑んだ物ではないかと見ている。
ヴァンガード普及協会北米支部にてゼロスドラゴンがギーゼによって奪い返され、カズマを救うべくギーゼにファイトを挑んだカズミがギーゼに敗北する寸前、カズミはカズマの叫ぶ声を聞く。
「兄さあああん!」
それはカズマが呼びたくても呼べなかった大切な兄の呼び名だった。
完全に復活を遂げたギーゼの胸部のクリスタルにカズマは一糸纏わぬ姿で生体ユニットの様に囚われるが、トライスリーがギーゼに勝利しそれによりディフライドが解除され、クロノの手が届いた事で完全にギーゼから解放される。
カズマ「…!おせえよ」
クロノ「っ…、わりぃ…」
カズマ「…ありがとな」