概要
主要キャラ唯一の2年生(第1話時点)。
紫達が唯達と同学年なので、莉子はその1つ上(曽我部恵と同じ学年)となる。
軽音同好会の代表で、当初、紫達を部室の立ち退きを迫る生徒会役員と勘違いしていた。
勉強が捗るという理由で、部室に勉強道具や観葉植物を持ち込み、半ば私物化している。
一方で、自身については過剰なまでに謙遜してしまう癖があり、後輩である紫達にも非常に腰が低い。
本人は、「元々、自分は人数合わせで軽音同好会に入ったので、居ても居なくても変わらなかった」という旨の発言をしているが、その人数合わせのメンバーが廃部寸前の軽音同好会に最後まで残り、紫達が現れるまで会を守り切ったというのは、何とも皮肉な話である。
担当パートはなく、本人も紫達に「楽器はやっていない」と伝えていたが、ドラムに関する基礎的な技術は身につけている様子。
これは、軽音同好会がまともに活動していた頃、仲間から演奏技術について相談を受ける度、彼女がその技術について調べるだけでなく、実際に身につけた上でアドバイスをしていた事に由来するもの。
というか、もしかして莉子以外のメンバーが居なくなった理由って、これじゃないのか?
莉子がお手本で叩いたドラムを聴いた時、紫は「自分が憧れたドラム(=律のドラム)と同じ音」、真帆は「素人とは思えない」という旨の感想を抱いており、少なくとも第2話時点の同好会メンバーでは、一番技術・知識面において秀でた人物といえるだろう。
ちなみに、どさくさに紛れて真帆をギター担当にしてしまったのも、彼女である。
利き手は描写がなく不明。