ラジオ体操
らじおたいそう
ラジオで放送される号令に合わせて身体を動かすことで、国民の体力向上・健康の保持増進を図る、日本の国家プロジェクトの一つ。
概要
日本の夏の風物詩とのイメージがあるが、NHKラジオで一年中朝6時30分から放送している。
第一(イージーモード)と第二(ハードモード)がある。ちなみに戦後直後には第三も存在した。(参照)
TVではNHKのEテレで朝6時25分から10分間、第一と第二と「みんなの体操」(終盤が第二よりハード)の3プログラムのうち2つを連続して行い、NHK総合で14:55分から上記の3プログラムのうち1つを放映している(但し14:55分〜の回は編成上休みになることも多い)。
地域の子供会などで、夏休みの朝に公園に集まって行うのが定番。地域によってローカルルールは様々だが、参加する際にスタンプを集めさせて景品と引き返させたり、高学年の児童が仕切りを行ったりする地域もある。しかし最近では地域の繋がりが薄れたり子供の生活パターンの変化が大きいこともあり休止状態になっているところも多い。
ラジオ体操と郵政
ラジオ体操は逓信省簡易保険局の猪熊貞治氏が海外視察を参考に提唱したものであり、その普及においても郵便局員が行っていたなど、歴史的に郵政と非常に関係が強い。後に郵政省はこれを逆輸入し改良を加えた郵便体操というものを現場に導入している。
関連動画
日野茜による号令のラジオ体操