内容
xbox360&PCゲームSteins;Gate(シュタインズゲート)において、主人公の岡部倫太郎が主催するサークルの名前。
秋葉原の大檜山ビル2Fに居を構えており、主に秋葉原で売られている・捨てられているジャンク品を拾ってきては改造し、未来ガジェットと称してHP上で販売している。
ラボメンである橋田至の趣味でX68000と最新PC(恐らくゲーミング)が配備されている他、インターネット環境、ドクターペッパーで一杯のミニ冷蔵庫、電子レンジ(後の未来ガジェット8号)、シャワー室がある。
エアコンがないため、夏は窓を全開にして扇風機を回さないと熱気がこもってしまう。
また、詳しい未来ガジェットの内容は公式HPのコンテンツ、「Future Gadget」を参照。
HP「無題ドキュメント(未来ガジェット研究所)」
Web日記全盛期に戻ったかのようなサイト構成が特徴。
一応カウンターや掲示板、リンクなどひと通りの体裁は整っているが、どれもこれも機能はしていない。文章や巧拙から見ても橋田がラボメンになる前に、岡部自身が立ち上げたものだろう。未来ガジェット一つ一つに註釈がついており、岡部のチキンさがほのかに見える。
未来ガジェットの活用
基本的に既存のものを組み合わせることで開発されるため、中途半端で使いにくい物が多い。一号のビット粒子砲はリモコンのオン・オフしか操作できず、八号の電話レンジ(仮)はわざわざ温めたい食品をセットしてから外出する必要があり、夏場の使用は危険がつきまとうような代物である。総じてガラクタと見られても仕方がない。
しかし一方で、思いついた物をすぐ形にするというプラグマティズムな行為は評価すべきであり、岡部自身が言う通りセレンディピティが得られる可能性もある。牧瀬が加わることでもしかしたらグッドデザイン賞を狙えるようなものも誕生するかもしれない。公式画集の傘と釣り針を合わせたような新・未来ガジェットを見る限り、未だ迷走は続いているようだが…。
格闘ゲーム「ファントムブレイカー」にて牧瀬紅莉栖が武器として使用しているが、元の未来ガジェットとは出力や使い方が異なっているため、改造を施したものと思われる。