ライトノベル「百錬の覇王と聖約の戦乙女」の登場人物。
CV:田丸篤志
概要
「雷」の氏族の宗主で「虎心王(ドールグスラシル)」の異名を持つ。
「粉砕するもの(ミョルニル)」と「力の帯(メギンギョルズ)」の2つのルーンを持つ双紋のエインヘリアルで、単身での戦闘能力で右に出る者はほぼいない。
自身が最強であると疑わず、事実その通りであるため不遜だが臆病や卑怯とは無縁な性格で、ひたすらに強者との競い合いを求める戦闘狂。
一人で戦術を左右するレベルの戦闘力を持つため、宗主の身でありながら戦争の際には最前線で猛威を振るう。
主人公である「周防勇斗」は、才能に飽かして周囲を顧みない姿が昔の自分と重なるとしてステインソールを毛嫌いしており、事あるごとに「バカ」などと罵っている。
さらにステインソールの猪突する傾向や味方を置き去りにしてしまう短慮な面を指して「匹夫の勇」と称していたが、自らの戦術を覆しうる戦闘力を目の当たりにすると、流石に焦りの色を隠せなくなった。
勇斗が率いる「狼」の氏族との闘いでは「狼」の用いる武器や作戦をことごとく打ち破り、勇斗に辛酸を舐めさせた。
最終的には勇斗の戦術に敗北してしまうが、ステインソール自身はかろうじて生存。
自身の敗北と勇斗の力を素直に認め、成長の兆しを見せた。
再戦時には危険を察知して深追いを避け撤退命令を出したり、必要に応じて他氏族の力を借りるなど、将として柔軟な思考を見せている。