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ゲーム『ときめきメモリアル』の登場人物。

声:黒崎彩子

人物

誕生日:6月13日

血液型:B型

身長:157cm

スリーサイズ:80/59/84(1年目)、81/60/84(2年目)、82/60/84(3年目)

所属部:テニス部

電話番号:○○○-×△△×

テーマ曲:籠の中の小鳥

概要

古式不動産の社長令嬢。作中での主人公からの呼び名は「古式さん」。

おっとりしていて天然系、ウツボカズラを可愛いと言ってみたりプレゼントにはにわを貰って喜ぶなどの不思議ちゃんでもある。

いわゆるお嬢様キャラでありながら気取ったところは全く無いが、桜を前に和歌を詠む、初詣に振り袖や蛍狩りにゆかたを着てくるなどの名前通りに古風な一面もある。

自家が裕福であることを自覚しつつもそれらは両親の財産であると認識しており、「古式さんってお金持ちなんだね」と言われると、その考え違いを柔らかくたしなめる分別を備えている。

スキーのリフトにも乗れずにコケる、シューティングゲームではほとんど何も出来ずにゲームオーバーになるなど、トロいイメージが極めて強いが、運動神経は決して悪いわけではない。

また晴天祈願にてるてる坊主を作るなどの、幼さを感じさせる一面もある。

ゆかりの特徴はとにかくのんびりしていることである。デートにも、のんびりとぼーっと出来る場所を好む。その性格を反映して口調も極めてゆっくりであり、ファンディスクである、ときめきメモリアルプライベートコレクションでは全員で掛けるタイトルコールが一人だけワンテンポ遅れたりする。

趣味は編み物で、採寸もしないでセーターを編み上げるほどの腕前。また料理も人並以上にこなすらしい。

容姿

軽くウェーブのかかった髪を、おさげの三つ編みにしている。イメージカラーはピンク。

性格を反映していつも穏やかな表情をしており、主人公の評では「あったかい笑顔」。

服装は流行に左右されないシックなものを好み、上品さを感じさせるものが多い。また、帽子を着用している服装は全ヒロイン中で最多であり、シリーズのゲーム中で和装を披露する機会も最多。

なお体操服の裾は、ブルマの外に出す派。

作品中での扱い

無垢で清純というイメージが強いが、ゲーム本編では湯上り桜色の浴衣姿や保健室のベッドの上でのブルマ姿、極めつけは白ブラウス着用時に水をぶっかけられて下着が透ける姿を無防備に晒すなど、イメージに反してお色気シーンの多いキャラでもある。

様々に量産されたラジオドラマやCDドラマ中では、その規格外の天然キャラっぷりと資産家っぷりを利用して、ギャグ担当となることが多かった。

人間関係

朝日奈夕子とは入試以来の親友であり、彩のラブソングでは漫才コンビを組んだりしている。

また伊集院レイとは、ご幼少のみぎりからの家族ぐるみのお付き合いで、メインキャラクター中でレイの秘密を知る唯一の人物。だがゆかりは、その秘密が秘密であることを自覚していないため、たびたびレイを振り回すことになる。

実は両親がきらめき高校の卒業生で、伝説の樹の下での告白が元で結ばれたという伝説の体現者だったりする。また、進路が二流大学だったりなど、何気に大倉都子と共通点が多い。

お父様とお母様

ゆかりについて語る際に有名なエピソードがお父様である。ときめきメモリアル本編では不良に絡まれてイベント戦闘が発生する。その際に彼女は「お父様~~~」と心細げに助けを求めるのであるが、FFの召喚魔法さながらに駆けつける「お父様」は、和装に角刈り、ドスを携えたステレオタイプな極道そのものの姿であり、極めて高い攻撃力を誇る。

このことから、ゆかりは「極道の娘」と誤解されることがある。しかし「お父様」が極道であるという設定は一切無い。

このお父様、きらめき高校でお母様と知り合い、伝説の樹の下の告白で結ばれている。裸一貫で身を起こし、古式不動産の社長となった人物であるが、文化祭のチャルメラの演奏を聴いて涙するなど、苦労してきたことが伺える。

なお、お母様の高校時代の姿は、娘のゆかりにそっくりである。(現在の姿は不明)

両親と彼女の仲は極めて良好なようで、お母様は娘の想い人のためのお弁当作りを手伝ったりしている。

ゆかりは両親を深く尊敬しており、普段は極めて温厚だが両親のことを悪く言われると、例外的に不快感を示すことがある。

ゆかりとのお付き合いを希望する殿方は、この古風で強く厳しく娘を溺愛するお父様と面接して認められるのが必須である・・・。

歌手として

当時のコナミバーチャルヒロイン商法により、ときめきメモリアルのキャラクター名義でアルバムCDがリリースされていたが、彼女も乙女想夢というソロアルバムをリリースしている。

しかし彼女のソロアルバム以降、他ヒロインのソロアルバムのリリースはされなくなった。

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