私は もうすぐ死ぬっていうのに
概要(※ネタバレ注意)
100年前に生きたバスカヴィルの民の女性。艶やかな黒髪と、真紅の瞳を持つ。
オズ達が10年前に懐中時計を見つけた墓の主。
明るく自由奔放な性格で、常識に左右されない独特の視点を持つ。残酷な面もあり、「お気に入り」を傷つけた男達をチェインの力でバラバラに切り裂き、降り注ぐ血を恍惚と浴びた。
先代グレン・オズワルドの実の妹。仲睦まじい兄妹であったが、禍罪の瞳を持つが故に、グレン=バスカヴィルを継承した兄によってアヴィスへ堕とされ、消滅した。オズワルドが作った曲(オズの懐中時計のオルゴール)の名は、彼女からとられたもので、歌うのが好きな彼女はいつも兄の作った曲に歌詞をのせて歌っていた。
当時のグレンであったレヴィに持ちかけられた実験を承諾し、彼との間にアリス達をもうけ、アヴィスで産み落とす。
迫害される禍罪の子として生まれ、兄に殺されるためだけに生かされてきたという残酷な運命から、逆説的に世界の美しさ、尊さに気付き、運命を恨まない生き方を貫いた。
少女のころ、この世の全てに絶望していたとある浮浪者を見つけ、彼の唯一の希望となる。物語の始まりの人物。
ちなみに、レイシーの前身となったキャラクターはギルバートの恋人という設定であった。
チェイン
???
レイシーと契約を交わしたチェイン。名前は不明。
巨大な黒うさぎのような姿で、血染めの黒うさぎとよく似ている。
しかし武器である鎖の先端は血染めの黒うさぎとは違い刃物になっている。