日本映画の中でも、特に大衆的な人気がある映画監督の一人。コメディを得意とし、市井の人々の人間像をユーモアを交えつつ情感豊かに描く。
松竹を拠点に長年活動し、『男はつらいよ』は長年お正月映画の定番だった。脚本家でもあり、『男はつらいよ』だけでなく自らが監督していない『釣りバカ日誌』シリーズでも脚本を手がけている。
シリアスな人間ドラマも多く手がけ、最近は『たそがれ清兵衛』『隠し剣 鬼の爪』等時代劇映画の評価が高い。
2018年には、『男はつらいよ』50作目を製作する為、既に女優業を引退しスイスに在住していた後藤久美子に長い手紙を送り、出演を承諾させた。