梅小路京都西駅
うめこうじきょうとにしえき
京都市にあるJR西日本山陰本線の鉄道駅。2019年3月開設。
概要
京都鉄道博物館および京都水族館の最寄り駅。観光地アクセス向上のため、行政からの要請により設置された。2018年7月20日に駅名が決定。2019年3月16日のダイヤ改正にあわせ営業開始。
総事業費53億円のうち、30億円を国と京都市が負担した。
梅小路公園の北側に設置され、七条通をまたぐ形で相対式の8両編成対応高架ホームが設けられている。
普通列車のみの停車で、営業開始時から開閉式ホームドア設置済み。
コンコースには男女別のトイレ、多機能トイレのほか、小さな子ども連れが多く来ることを考え、授乳室と子ども用トイレがある。
駅の側面は、京都の町並みの「縦格子・縦縞」、京友禅の反物「縦長矩形(たてながくけい)」を想い起こす形態とし、駅改札口付近には「梅柄光琳梅(うめがらこうりんばい)」の形状を引用。
同駅設置の支障となるために廃止された短絡線を利用し、屋根付きの横断歩道橋として整備し、七条通北側へ向かいやすくしている。また、梅小路公園の七条入口広場の歩行者空間を整備し、さらに大型バス駐車場も効率的に再整備する。