嵯峨野線
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さがのせん
JR西日本山陰本線の京都駅から園部駅までの区間に付けられている公式愛称。
JR西日本山陰本線のうち、京都駅(京都府京都市下京区)~園部駅(同府南丹市)間の34.2km区間に付与されている路線愛称。1988年3月13日のダイヤ改正より使用されており、アーバンネットワークの一環をなす。
京都市内西部から丹波地域南部までの近郊路線であり、嵯峨嵐山駅を最寄りとする嵐山などの洛西の観光地への足としても機能している。かつては主に旧型客車(一部50系)と気動車で運行される非電化単線であったが、国鉄時代最末期からJR移行後に保津峡付近の路線変更や電化・複線化により強化がなされた。
◎:停車 |:通過
嵯峨野線は慢性的な混雑が度々話題に上がる路線であり、特に嵯峨嵐山駅以南は観光シーズンには積み残しが出ることも珍しくない。
これは沿線に学校や観光地を多く抱える割に、日中の普通列車が20分間隔で、車両もラッシュ時を除き転換クロスシート車の4両編成で運行されているため。
増発できないのは、草津線・湖西線との車両運用の都合や、京都駅構内に単線区間が存在するのが理由とされる。
2023年3月のダイヤ改正より、吹田総合車両所日根野支所から転属してきた223系2500番台8編成が新たに運用を開始した。これらはシート配置が3列であり詰め込みが効くことから、混雑緩和が狙いではないかと言われた。
同年10月からは、更なる対策として観光シーズンの増発と増結、特急列車の嵯峨嵐山駅への臨時停車を打ち出した。
ちなみに、207系や205系といった4扉のロングシート車は、梅小路京都西駅のホームドアが3扉専用で作られていることから運用出来ない。
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