概要
タケミカヅチの神器で 名は黄(き)、器は黄(おう)。代替わり前のタケミカヅチを知る古老十二衆のうちの一人。古老衆の中では最も若年者に属するが、タケミカヅチの雷を抑えるという目的で名ばかりではあるが道司に選ばれている。
神器としての形状は雷を自在に操る黄金の龍。恵比寿討伐の際に兆麻に負けて顔に深手を負ったものの 周りからは雷刃と称され一目置かれているため、その実力は確かであること間違いないだろう。
普段は平安装束を纏った青年の姿をしており、寡黙な性格の持ち主。主に忠実に仕え、何があっても主従の在り方を見誤ってはならないという信念を持ち続けている等主従関係には割とストイック。また、「我が君が大罪を犯したならば刺し弒してでもお止めする」とも口にしており、常に主を全肯定する兆麻とはまた違った主との接し方を説いた。
18巻までは生真面目な性格が強調されていたが、それ以降や巻末のおまけ漫画では天然ぶりを発揮することも度々。因みに恋愛については割と経験豊富で、タケミカヅチ曰く「黄云に捨てられた女神器の愚痴を長々と聞かされていた」らしい。ただ本人としては「死人である以上一線は越えない」そう。(どの一線かは不明)
因みにき●この山派で、たけ●この山派のタケミカヅチに理不尽な叱られ方をしていた。(17巻ののおまけ漫画参照)