珠魅が泣くと嵐がくるんだって
概要
宝石を「核」とする麗しい種族。
繁殖能力が無いため、男女の別はあるもののあまり意味を持たない。
「姫」と「騎士」が二人一組で行動する。(戦闘能力をもつ者が騎士となり、癒しの力をもつ者が姫。現在姫は名だけの存在。この場合も男女は関係ない)
誕生の経緯は謎に包まれているが、人手に触れなかった宝石が長い年月を経て、
その宝石の美しさに見合う心と体を持つにいたった、という説がある。
珠魅は核が傷つかない限り生き続けるが、一旦核が傷つくとそれを治すには「涙石」(珠魅の涙で、命のかけら)を用いるしかない。
核を狙う者たちに狩られる歴史を経て絶滅の危機に瀕した彼らは、多種族との関わりを断つようになった。
珠魅は皆「座」という階級に属しており、
一族のシンボル「玉石の座」
一族をとりまとめる「輝石の座」
一般の珠魅「半輝石の座」
立場の弱い「捨石の座」
がある。
小説版では飲み食いなど生理活動を必要とせず、
例え人が窒息してしまうような密閉された場所でも珠魅なら生活できると言われている。