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ファンタジーゾーン

ふぁんたじーぞーん

ファンタジーゾーンは、セガが1986年に開発したアーケード用左右任意方向スクロールシューティングゲーム。

概要

左右任意スクロール(このシリーズを除くと実は他にはあまり存在しないシステムである、いわば唯一無二的代名詞)と「買い物」(ステージ間のショップ画面で武器を買うことが出来る)による戦略的な進行が特徴的なシューティングゲーム。

システム面以外でも以下のような様々な特徴を持ち、今のSTGと比べても非常にユニークな作品である。

パステル調の幻想的な背景

・ファンシーなキャラクター

・ステージ名の表示

・曲名の表示(後期基板)

・各ステージごとに異なるボス登場演出

・最終面のボスラッシュ

またファミコンMk-IIIPCエンジンMSXX68000Mz-700などあらゆるハードに移植されたことも特筆すべき点である。

主人公のオパオパは、TVアニメ『赤い光弾ジリオン』にも登場している。

ステージの下側に移動すると…足で歩いて移動する。

主人公とステージボスキャラクター

主人公 「オパオパ

緑の惑星プラリーフ 「スタンパロン」

火の惑星タバスコーダ 「ボランダ」

砂漠の惑星ラ・デューン 「コバビーチ」

超惑星ドリミッカ 「クラブンガー」

※現在イラストなし

なお、Mk-III版・MSX版のボスは「ウルトラスーパービッグマキシムグレートストロングトット」。

※現在イラストなし

氷の惑星ポーラリア 「ポッポーズ」

雲の惑星モクスター 「ウィンクロン」

なお、Mk-III版・MSX版のボスは「dzデノ・ローマ」。

※現在イラストなし

水の惑星ポカリアス 「IDA-2」

悪霊の凝縮した星サルファ 全てのステージのボス+「???」

ファンタジーゾーンと言えばセガ…ではなくサン電子

いや、誇張抜きで

1987年、当時セガは任天堂に対しゲーム機戦争を挑んでいた。そんな中でファンタジーゾーンはセガのキラーソフトであったが、突如ファミコン版移植が発表される。発売は当時どちらかと言えばクソゲーブランドで名前が知られたサン電子

当時セガ信者は(一方的)ライバルファミコンで出ることに怒ったが、一方で「サン電子だから(逆の意味で)大丈夫だろう」とタカを括っていた。しかしあまりの出来の良さに信者も負けを認める結果となる。

後にメガドライブでもスーパーファンタジーゾーンを制作、これも好評で「ファンタジーゾーンを作らせればセガより上」とまで評される。

時代はくだって、21世紀になりプレステ2でセガからファンタジーゾーンが出た際には、わざわざこのファミコン移植版風(あくまで「風」だが)の作品までおまけで入れるほどで、セガの純正ソフトなのにちゃんとEDでは「サン電子」の表示も出る。

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