概要
セガの発売したメガドライブで何故かセガではなく、サン電子/サンソフトから出たソフト。サンソフトはかつてファミコン版でファンタジーゾーンを移植しており、あまりの出来の良さにセガ信者を悔しがらせた因縁の相手である。とはいえ、当時アーケード作品の続編を家庭用機オリジナルで出して成功した例は少なく(理由としてはハードのスペックの違い、等)、前評判や期待度が高かったとは言えなかった。
しかし発売後は原作を壊さないオリジナルの続編作品として、かなりの高評価を得ている。
当時のセガ雑誌BEEPメガドライブ誌上で行われていた読者参加型ソフト評価コーナー「BEメガドッグレース」で当時トップを走っていた「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」を追い落として初登場1位を飾っており、当時セガを代表する新世代キャラのソニックを、セガの旧世代のしかも他社が制作した作品が追い抜く皮肉な結果となった。
購入者の中のかなりの人間は「ABCを押しながらスタートすると前作のBGMでプレーできる」という裏技目当てで買っている。
オリジナルの曲も充分良かったのだが、こればかりは「おまけが本編」と言われるほど(しかし何故か6面と7面が入れ替わっている)。
信者の熱狂度では他の追随を許さないセガ信者からもケチのつけ所がほとんどなく、最も多い不満点が「これほどの出来なんだから、どうしてサンソフトが前作も(セガハードへの)移植にたずさわってくれなかったんだ」とある種理不尽な要求であった。
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メガドライブミニ:本作が収録されている。⇒公式サイト内収録作紹介