英語表記でOlivier。人名に多い。オリヴィエ、オリヴァーとも。
1. 『爆転シュートベイブレード』に登場するキャラクター。 →オリビエ・ポーランジェ
2.『銀河英雄伝説』に登場するキャラクター。 →オリビエ・ポプラン
3. falcom(ファルコム)のゲーム「英雄伝説Ⅵ 空の軌跡」シリーズに登場するキャラクター。
以下では3.について解説する。
オリビエ・レンハイム
CVは子安武人。
「英雄伝説Ⅵ 空の軌跡」シリーズのパーティキャラクターの1人。何気にパーティキャラではヨシュア以外で一人称が「僕」という貴重なキャラ。
大体年下だと「君」、年上は「さん」付けしている。
金髪紫眼の垂れ目な青年(どこぞの生臭坊主にあらず)。FC・SCでは白いコート、the 3rdは赤い礼服で髪も縛っている。リュートを常に携帯している演奏家(FCではピアノを弾いているが、こちらも得意。持ち運びの関係でリュートを好んでいる)。ちなみに携帯しているリュート、SCで明らかになるが実はマシンガン内蔵の仕込み武器でもある。
突拍子も無い事を言って周囲は呆れる事は多いが、スルーされたり、シェラザードやミュラーのように無理やり黙らせたり、強制連行されている。
エレボニア帝国出身だが、上記の性格なので出身と疑われる事もある。「お調子者」「放蕩」扱いされるが、洞察力は高く、ゲーム中に登場する大物達の目論見を見抜くほど。決めるときはしっかり決め、封鎖されていた廃村「ハーメル」の立ち入り許可を出すなど、根は真面目な性格。
しかし、お祭りゲーム「イースvs空の軌跡」特典ドラマCDでは、変人の部分ばかり強調されており、エステルは「知らない人とオリビエに近づくな」、ヨシュアには「知らない人より危ない」、ガッシュには「変態演奏家」扱いされた(美しいものなら男女不問という嗜好(実際、本編では同性であるヨシュアにやたらアタックしていた)なので、ある意味仕方ない)。
相関
・シェラザードとの遣り取りが多いからか、彼女とのカップリングイラストが多い。酒飲み仲間の1人。
・ミュラーは彼の友人。振り回されるが、彼の扱いは心得ている。
・ジンもシェラザード同様、国境を越えた酒飲み仲間。
・執行者ブルブランとはライバル(特に「美」とは何ぞや?と言う事で両者、意見が違う。ちなみにオリビエは「美」=「愛」と考えている)。
酒
シェラザードやアイナ(エステルの故郷、ロレントの遊撃士協会受付嬢)が、とんでもない酒豪と知らず、一緒に呑んでしまった事から、彼にとって強いトラウマとなった。
FCではシェラザードと一緒に呑んだため完全に潰れたが、「水を頭から被って、胃の中のものを全て出した」と言って復活している。
SCではある青年と一緒にアイナと飲み比べをしたが、惨敗。
the 3rdでは、彼が度々語っているアイナと同席したときの様子が少し書かれている。シェラザードは潰れたオリビエに酒をぶっ掛けた。
彼曰く「シェラ君は酒豪で顔は赤くなるからまだしも、アイナ君は赤くならない」らしい。SCをやったユーザー(上記のサブクエスト)なら分かるが、アイナは素面だった。
正体
エレボニア帝国の皇子、「オリヴァルト・ライゼ・アルノール」その人だが、母親の身分が低い事から皇位継承とは縁遠く、あまり表ざたになっていなかった。
シェラザードは「エレボニア関係のスパイのような立場かと思っていた」と語るように、彼の出自や存在に疑惑のまなざしを向けるキャラは少なくなかったが(エステルも「胡散臭い、ごまかすな」と突っ込んでいる)、これは誰もがビックリしていた。
the3rd以降は帝国その物のためならどんな悪質な手段も(それこそ下手を打つと帝国の不利益になりかねないような手段であろうと)使うオズボーン宰相に「やり方が美しないから」と対抗する姿勢を見せ、社交界デビューして着実に力をつけている。
ゲーム中の性能
武器の性質上、後衛タイプ。楽器すら武器である事は「SC」で判明する。
クローゼ、レンと同じくオーブメントは一直線タイプ。属性は「幻」だが、属性制限のスロットは1つしかないので、強いアーツは沢山使える(ただしレンは無属性)。そのため、ヒーリング特化のクローゼと違い、編成次第で攻撃ないし補助も出来る。
また武器は銃なので射程を問わない反面、防御力は低め。
クラフトは主に駆動解除、範囲攻撃、回復技となっている。