概要
イスラポルトより西南西へ船で進むと見つかる、地上13階・地下1階のホテル。
ここでは賞金首金輪際ゴーストが出現する。賞金首についてはそちらの項目へ。
このホテルは侵入するにも一苦労で、さらに探索は本格的に行うととんでもない量になる。
賞金首を倒すなら以下の手順で。
- スロープから地下へ。
- ボス「シンデレラウォール」を倒す。
- 1Fのドラム缶をどかして通路を開き、正面から入れるようにする。
- 3Fの壊れた窓からリフトに乗り、同じく壊れた各階へ潜入するルートを進む。
- リフトで屋上へ行き、13階でポルターガイストを倒す。
- 以降、ここのコンピュータに入力するパスワードを探すことになる。
- リフトで6階へ潜入し、5階に降りてポルターガイストを倒し、エレベータを動かすパスワードを手に入れる。
- 13階でエレベータをONにして、8階の流し台へでポルターガイストを倒し、レベル1シャッターのパスワードを入手。
- 一度1階へ戻り、エレベータで11階へ行ってポルターガイストを倒し、レベル2シャッターのパスワードを入手。
- 複数のエレベータを使い、12階から13階へ一旦登ってから5階に降りる手順を踏み、ここでポルターガイストを倒し、レベル3シャッターのパスワードを入手。
- 全てのシャッターのパスワードを13階で入力。
- 適当なフロアの流し台に置かれている鍋から「くさったスープ」を回収。
- 12階経由でエレベータで13階へ進み、熱センサーをダウンロード。
- あとは金輪際ゴーストへ話しかける。
金輪際ホテル殺人事件
ここでは賞金首とは別に、上記タイトルでの個別クエストが発生する。苦労の多い割りに報酬が少なく、気分的にもよろしくない。
アイテム回収地獄
そして、ある意味このホテルの最難関ともいえるのが、ここで手に入るアイテムの回収を狙った場合である。
拾得可能なアイテム数は200個。
地下や屋上を含めた全フロアにちりばめられているのである。アイテムの無い階層は一切存在しない。
部屋毎にかたまっているアイテム同士の組み合わせを見ていくと、どんな客が宿泊しにやってきたかがなんとなく見えてくる芸の細かさが光る。
だが、いかんせん数が多すぎる。
イベント・賞金首・アイテムを全てコンプリートしたプレイヤーは金輪際こんなところには来たくないという感想を抱くとか抱かないとか。
余談
名前の元ネタは三谷幸喜脚本・監督の映画『THE 有頂天ホテル』。
「有頂天」「金輪際」は元々どちらも仏教用語で、それぞれざっくり説明すると「天の最頂上」「大地の最底辺」を意味する。
元々は『メタルマックス3』用に用意されていた施設だったが、容量の関係でカットされ『2R』に採用された経緯がある。『3』ではその代案として強雑魚として用意されていたスクラヴードゥーと、強ボスに調整したアメーバブラザーズが賞金首として登場することになった。
『金輪際ホテル殺人事件』は当初は港町イスラポルトで起きるはずのイベントだったが、脱出手段が豊富で密室事件が成立しない場所だったため、当ホテルに白羽の矢が立った。
『メタルマックス4』では同じ経営者による「金輪際リゾート」というリゾート地が登場するが…