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のび太の人魚大海戦の編集履歴

2019-08-14 00:16:04 バージョン

のび太の人魚大海戦

のびたのにんぎょだいかいせん

アニメ映画『ドラえもん』シリーズの第30作。

概要

2010年に公開されたドラえもん映画。

あらすじ

スネ夫のダイビングの自慢話を羨ましがったのび太が「自分もダイビングをしたい」とドラえもんに頼み込み、ひみつ道具で街を架空の水で沈め、疑似体験を行う。だが、魚を呼び込むために現実の海とつなげていたため、予想だにしない者が海から街へとやってきて……?



登場キャラクター

ドラえもん

架空水面シミュレーター・ポンプというひみつ道具で街を架空水で沈め、ダイビング体験をさせようとしたまではよかった。だが、お座敷釣り堀で現実の海とつなげ、架空海水まきぞえガスで海の生き物を架空水内に無制限い招くというのは、あきらかにやりすぎである。実際、凶暴なサメが街中にやってきて大騒ぎになった。

のび太

ダイビングなのに魚が一匹もいないというのはおかしいという主張は正論かもしれないが……やるにしたって危険だから街から離れるとか考えられなかったのだろうか?

しずか

ジャイアン

スネ夫


人魚族

アクア星から地球へと逃げてきた宇宙人。外見はほとんど地球人と変わらない。

だが、直射日光にあたり続けるのはよくないらしく、ソフィアは気を失っている。

彼らが着ている服には魚のしっぽのように変形する仕組みがあり、それで泳ぐ姿は伝説通りの人魚の姿そのものである。

ソフィア

人魚族の王女。アクア星に帰ることを夢見ており、海底の都市を抜け出して地上までやってきた。

海を越えた地上のさらに上にアクア星があるとしか理解してなかったようで、空や太陽といった概念を知らなかった。


オンディーヌ

ソフィアの祖母。人魚族の現女王。息子夫婦はアクア星で怪魚族との争いに敗れて亡くなっている。

故郷であるアクア星に帰ると主張するソフィアに、できるわけがないと窘めている。

漫画版と映画版で容姿がまったく異なり、漫画版では老婆だが、映画版では年若い。


ハリ坊

王家の親衛隊に属する兵士。天才的な口の悪さで、そのすさまじさは、相手を怒らせることにかけて右にでるものがいないと評されるほど。

その口汚さは瑣事をあまり気にしないブイキンでさえ激怒させ、冷静さを失わさせた。


怪魚族

アクア星で暮らしていたもうひとつの種族。外見は人間と深海魚が混ざり合った容姿の者が多く、某海賊漫画の魚人族と雰囲気がよく似ている。

かつてはアクア星で人魚族とも仲良く共存していたらしいが、ブイキン率いる怪魚族が一方的に人魚族を攻撃してアクア星の支配権をもぎ取った。


ブイキン

怪魚族の王。全宇宙を支配するという野望を持った野心家で、あらゆる生命の源である水を支配する力が宿っている伝説の人魚族の剣と鎧を求めてアクア星での大戦を起こす。その際、鎧は手に入ったが、剣が見つからなかったため、アクア星から逃げた人魚族の行方をずっと探していた。

映画版と漫画版で容姿が大きく異なり、映画版では仮面をかぶった引き締まった肉体の人物だが、漫画版では醜悪な容姿をしている。


映画版と漫画版の大きな違い

  • 映画版ではアクア星の支配権をめぐって人魚族と怪魚族が争ったのは遥か昔の先祖の時代とされているが、漫画版ではソフィアやハリ坊たちの親の世代の頃であり、人魚族の時間間隔ではけっこう近い時代の話である。
  • 上記の事情から映画版ではソフィアの両親が健在である可能性があるが、存在すらまったく言及されないため不明。
  • 映画版ではアクア星での戦いで怪魚族に抵抗を続けた英雄としてソフィアと同じ名前の人物がおり、彼女が剣と鎧を用いたとされているが、漫画ではそんな設定がなく、人魚の剣はその頃から所在が不明だった。
  • 漫画版ではアクア星の位置が終盤で判明し、ソフィアたち人魚族は故郷に帰るべく地球を旅立つが、映画版では海底に戻るだけである。
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