各年式ごとの形態
初代
<画像無し>
セミキャブスタイルのトラック。
デザイン的にはニューパワー初期型にも似たフェイス。
バネは若干硬く、乗り心地はよくなかった。
現在、個人所有の"マイ消防車"などとして若干数が残存している。
2代目
キャブタイプに変更された改良型で、ニューパワー後期型に似たデザイン。
ダイヤ社から保育園児用の玩具として商品化されているので有名。
十数年前まではどこにでもいる普通のトラックだったが、排出規制が強化された関係で急速に淘汰が進み、今では規制の緩い地方や工場内専用の消防車などに残るのみである。
3代目
「840フォワード」と呼ばれる非常に有名なトラック。
(840は「はしれ」の語呂合わせになっている)
「ヘリから落ちても壊れない程度の能力」や「ウィリー走行をする程度の能力」を兼ね備えた頑丈な車種だ。
この車種から助手側ドアの窓周りが黒く塗られるようになり、以降暫くいすゞのトレードマークとなった。
近年、排出規制に厳しい地域では本拠を置けなくなり、廃車が進行しているが工事用車輌などではまだまだ現役車も多い。
尚、この世代は前照灯の形状により前期型と後期型に分けられる。
前期型
前照灯が分割された角形。
後期型
前照灯が一体型に変更され、横長のスタイルになった。
この改良は大型の810や小型のエルフでも同様のことが行われている。
参照映像
但し、トラックでウィリー走行できたとして何の意味があるのかは誰も知らない。
4代目
トラックのスタイルが近代化され、日野クルージングレンジャーやUDファインコンドルなど凹凸の少ないデザインが流行した時代のトラック。
それ以前のトラックは窓の下に段差のあるデザインが一般的であったが、この世代からは乗用車のようなスマートさを備えるように進化していった。
一方で側面デザインは840から継承され、安全窓の周りが黒く塗られたスタイルは続いている。
この世代のフォワードは年式により3パターンに分けられる。
前期型
グリルがライトと同幅で1本のトラック。
中期型
グリルが細くなり、その上にダミーグリルが装備された。
後期型
燈火基準の変更によりバンパーのウインカー横に小型ライトが装備されたタイプ。
前期型を中心に若干の廃車が発生し始めているが、まだまだ運送の主戦力として我が国の物流を支え続けている。
尚、それにも関わらず何故かpixivでは人気が低くイラストが少ない。
5代目
現在のフォワード。
黒いドアは廃され、鋭くスマートなデザインに進化した。
また、ヘッドライトの形状はいすゞのロゴマークを模ったものだと言われている。
消防車や配送車などに幅広く導入が進んでおり町中で見かけるようになったが、標準にヘッドライトをバンパーではなく車体に装備した中型車としては唯一の存在である。
(車高の高い特殊車両などは特性のバンパーライトもある)
デコトラ伝説での登場名
初代 男一匹夢街道
→フォーク
2 男人生夢一路
→ ISU-FOR (但しジャストンである)
3 男花道夢浪漫
→フォールド
全国デコトラ祭り
→FOWARDER
*芸術伝・真デコトラ伝説では単に「いつず4t」とされ、車種名は登場しない。
*いずれも4代目