ノルマンディー公
のるまんでぃーこう
『プリンセス・プリンシパル』の登場人物。
概要
CV土師孝也
『プリンセス・プリンシパル』の登場人物。
アルビオン王国の内務卿。
諜報・公安・警察関係に強い影響力を持ち、女王にも意見できる立場にある。
王国のスパイの総元締めであるため、彼の謀略をチーム白鳩が妨害するという展開が多い。
政治的背景がないが国民人気が高くて王位継承権を持つシャーロットのことをお飾りであると認識しつつも、いつだれが担ぎ出しても不思議ではないと警戒しており、日本使節団暗殺事件に巻き込ませようと工作したり、モスクワの王族と政略結婚させようとしたり、学園内に監視を配置したりしている。
王族の家族写真に映っていることや、シャーロットを「シャーロット」と呼び、また彼はシャーロットから「おじ様」と呼ばれている事、加えて部下のガゼルから「殿下」と呼ばれるシーンもあることから彼自身も王族であると考えられる。
備考
ノルマンディーは現実のフランス北部に存在する地方で、イングランドを征服して王となったノルマン朝初代のウィリアム1世は元々この地方を治める「ノルマンディー公」だった。その後も父の代にノルマンディーを失ったヘンリー3世が公位を放棄するまで、この爵位は代々のイングランド王に受け継がれてきた。百年戦争でイングランドが一時的にノルマンディーを奪還した際も、当時のヘンリー5世はノルマンディー公を再び名乗っている。
現実のイングランドでは王が名乗る称号だった「ノルマンディー公」を王でない本作のノルマンディー公が名乗っている事情については不明だが、公位の由来は彼が(王族だとすれば)王位継承順でもかなり上位に位置している可能性を示唆していると言えるだろう。