異世界拷問姫

いせかいごうもんひめ

「異世界拷問姫」とは、ＭＦ文庫にて２０１６年から出版されている小説である。『綾里けいし×鵜飼沙樹で贈る異世界ダークファンタジーの最高峰』と宣伝されている。

凄惨で醜悪で苛烈で劇的な―――世界に断罪されし少女と愚鈍な従者の物語。

「我が名は『拷問姫』エリザベート・レ・ファニュ。誇り高き狼にして卑しき牝豚である」

死後、異世界転生した瀬名櫂人の前に現れたのは絶世の美少女・エリザベート。彼女は『拷問姫』を名乗り、従者として自分に仕えるよう櫂人に命じるが――

「断る」

即答する櫂人にエリザベートは『拷問』か『執事』かの二択を突き付ける。あえなく陥落した櫂人はエリザベートの身の回りの世話をすることになり、咎人たる『拷問姫』の使命――14階級の悪魔とその契約者の討伐に付き合わされることになるが……!?

｢あぁ、そうだ。余は狼のように孤独に、牝豚のように哀れに死ぬ。たった一人でだ｣