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ぞくぞく村のおばけシリーズの編集履歴

2019-09-08 13:44:47 バージョン

ぞくぞく村のおばけシリーズ

ぞくぞくむらのおばけしりーず

あかね書房にて1989年5月から発刊された児童文学作品である。

ようこそ、オバケたちのすむぞくぞく村へ。


概要

あかね書房にて1989年5月から発刊された児童文学作品。

原作は末吉暁子、挿絵は垂石眞子が担当。

タイトルの通り「おばけ」を題材にした作品。

原作者である末吉暁子氏の病没により、2016年10月をもって完結。

全19巻。


pixivの検索では『ぞくぞく村』がヒットしやすい。


ストーリー

ぞくぞく村に住んでいるのは、ちょっと変わった妖怪ばかり。さむがりやのとうめい人間、入れ歯のドラキュラ吸血鬼。ほうきに乗れない魔女のオバタンに、時々ブタになってしまうおおかみ男など、楽しい仲間が集まって、けっこうゆかいに暮らしています。


(東映ビデオ株式会社の購入ページより)


特徴

一話完結で巻ごとに毎回主人公が変わる形式。


登場人物は全て妖怪であり、世間でお馴染みのモンスターやオリジナルキャラクターまで種類は様々。児童向け作品ゆえか、どれも可愛らしいユニークな姿で描かれている。


その一方でおどろおどろしい怪奇作品としての側面も持つ。

例:人間の血液がお酒(つまり飲み物)扱い、村に住居として墓場が存在する、など。


舞台

架空の村『ぞくぞく村』で話が展開される。

名前の由来はこの土地を通ると何やら背筋が「ぞくぞく」することから。


人間社会とは昼夜が逆転しており、ここの住民は基本夜に活動して昼に就寝する。

各方面に妖怪達の住居があり、村の中心は店舗が集中していて賑やか。


ぞくぞく村だより

巻末に記載されたおまけページであり、当作のお遊び要素。

ぞくぞく村で発行されている新聞と言う設定。


内容は妖怪達が送る日常生活の紹介をメインとして、新聞らしく店舗の広告や各住民からのお知らせがある。このページに次回作の予告・伏線がこっそり存在する。

(現実の)読者が送ったイラストも載せられている。


タイトル一覧

作品名は「ぞくぞく村の○○」で統一。

○○の部分にその巻の主役である妖怪の名前が入る。


「ミイラのラムさん」

「魔女のオバタン」

「ちびっこおばけグー・スー・ピー」

「子鬼のゴブリン」

「おおかみ男」

「ドラキュラのむすこ」

「妖精レロレロ」

「とうめい人間サムガリー」

「がいこつガチャさん」

「雪女ユキミダイフク」

「雨ぼうずピッチャン」

「魔女のオバタンの使い魔」

「ゾンビのビショビショ」

「怪鳥ホヤホヤ」

「のっぺらぼうペラさん」

「かぼちゃ怪人」

「魔法少女カルメラ」

「ランプの精ジンジン」

「にじ色ドラゴン」


アニメ

1996年からビデオ作品として公開(後にDVD化)。

タイトルは『ぞくぞく村のオバケたち』。

全12話。

「魔女のオバタンの使い魔」までアニメ化された。


外部リンク

ぞくぞく村のおばけシリーズ‐あかね書房

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