概要
主にイヌ科の動物に見られる行動で、腰を振り終わった後、しばらく密着したまま動かなくなる状態を指す。この時しばしば後ろ向きに尻を突き合わせ、文字通り尻尾を交差させる事がある。
これはオスが持つ「亀頭球」という器官の影響で、陰茎を膣から抜く事ができなくなっているため。
よって、尻同士を合わせている体位でも亀頭球までは受け入れておらず抜き差し自由な状態、または亀頭球が存在しない種族にこの言葉を用いるのは誤用である。
海外では亀頭球を膨らませた陰茎をknot(「瘤」「結び目」の意)と表記する。実用上においてknotには「亀頭球を膣もしくは肛門内に収めること」も含意されるが、その場合はknotted、knottingなどと表記されることもある。
余談だが、類似語のknobは「つまみ」の意でドア「ノブ」などに使用されるが、人間の男性器を意味する隠語として使われることがある。この場合、更に婉曲的に「紳士」と訳されたりもする。
1970年代を代表するロックバンドのひとつであるレッド・ツェッペリンが、ツェッペリン伯爵夫人からツェッペリンの名前の使用を差し止める訴訟を起こされた際にThe Knobs(ザ・ちんこ)という変名を用いてドイツ公演を行ったが、これはちんこではなく「紳士たち」という意味であると言い張った記録がある。