プロフィール
概要
ヒールの中でもたちの悪いことで知られる、正体不明の覆面巨乳レスラー。
「愛」11話、「堕天使」の主人公として初登場。
「堕天使」とは、プロレスラーとしての彼女に与えられた異名なのだが、その異名は、実は彼女のすべてを暗喩している。しかしその真の意味を知るのは、彼女の正体を知るわずかな人々のみ。
幼い頃に教会に預けられた少女で、大人になってからも教会を離れず、親のいない子供達の面倒を見ている、おしとやかで心優しい女性。
プロレスラーになったのも、苦しくなった教会の経営を助けるためである。
ところが、コスチュームとマスクを身に着け、覆面レスラーになると性格が一変。対戦相手や観客を下品に口汚く罵る、サディスティックなヒールレスラーとなる。
しかもそれは演技ではなく、元からサディストの気はあった模様。本当の姿が天使のような女性であるがゆえに、覆面レスラー「SA-KI」となった彼女は「堕天使」なのである。
彼女の心情として、神父や子供達にはプロレスをやっていることを知られたくなく、特に子供達には、自分が悪役レスラーSA-KIであることを知られたくない。覆面レスラーなのもそのため。
「愛」では、レスラーとしての資質を偶然見出され、ぶっつけ本番で覆面を被ってWARSのリングに上がることになった、その後ガルム小鳥遊(ヒールレスラーの元締め的存在)の下で鍛錬を積み、正式にデビューしたという設定。
「サバイバー2」では、教会の経営を助けるために、自分から決意してプロレスラーになった、女子プロレス団体の新人テストを受けたという設定。
なお、彼女のファンには、いわゆる「濃い人々」が多い。おそらく、本来の天使のような彼女と、リング上の堕天使の彼女、そのギャップが良いのであろう。
当然、彼女の正体も事情も知っている彼らだが、「SA-KI様のために」と、決してそれを明かそうとはしない。むしろ積極的に隠蔽したり、教会の子供達に匿名でプレゼントを贈ったりしている。