加藤明日香
かとうあすか
概要
黒木智子と同じクラスの女子生徒。もこっちに初見の時は『派手な女』呼ばわりされていた。
かなりの美人だが気さくでクラスの誰にでも分け隔てなく接し、もこっちにも度々絡んでくれる。
2年の3学期の席替えで智子の前の席となり、後ろから自分のことを見ていた智子に気づいて振り返った後、智子の顔をよく見て「目大きいねー ちょっといじらせて」と言って両目に派手な化粧を施し、完了後「凄いかわいくなった」と喜んでいた(喪106)。このエピソード以降、智子との絡みがしばしば描写される様になる。
雪の影響で交通機関が乱れるなか登校した時は、1時間目の図書室での自習の際に智子に声をかけておすすめの本を紹介してもらい、その本を3時間目の冒頭までに読み終えて「まあまあ面白かったよ」と感想を述べている。そして時間をもてあましたのか智子の手を見て「ネイルやっていい?」とたずね、右手の人差し指の爪にネイルアートを施した(喪109)。
スタイルも良く、女子ではかなり背が高い。
趣味はネイルとプチプラのアクセを集めること。
休み時間に自身にメイクを施す等身だしなみに気を配っている。
基本的に優しく気配り上手で、喧嘩の仲裁役になる事も。その気遣いには母性を感じられるらしく、焼肉回以降はもこっちに『お母さん』と称される程懐かれている。
遠足の時南さんが怒って出て行った際も彼女に心配している旨のメールを送っている。
3年のクラスでは岡田茜と仲がいい。「茜」「明日香」と呼び合う程である。
しかし根元陽菜とは「根元さん」「加藤さん」と岡田さんに比べると若干距離がある。
4組に夏帆、6組に佐々木風夏と成田美保と他のクラスにも友達がいる。
遠足回でもこっちが岡田茜と根元陽菜を仲直りさせたことで高い評価をしている。
(しかしながらもこっちは仲直りを狙って行動した訳ではない。)
読者がわたモテで『ママ』というと『加藤さん』か『田中真子』を示している事が多い。
最近では「こんなのお母さんを通りこしてNo.1の対応だろ!!?」と浮かれ気味になり、過度に入れ込んでしまう場面も多い。
人の悪口を言う事やバカにする事を好まないようである。そのような会話を聞くと本人が意図せず周囲の雰囲気を変えてしまう傾向が見られる。
人の悪口ばかりを言っている南さんに同意せず無言を貫き、内心ではうっとおしがっていたことを岡田さんから指摘されている(喪128「バラバラ」)。
智子にメイクした際もその似合わなさに大笑いしていた南さんを神妙な目で見つめている(自分のメイク技術について笑われてると思ったのかもしれないが)(喪135)。
智子の進学希望先を聞いて大笑い根元さんに何故笑うのか真面目に問いかけ、周囲の雰囲気を変えている(喪137)。
…とまあこんな感じの彼女だけど、最近は揉みなさいになったり虚ろになったり黒木さんこれ食べてになったりと忙しい。
七夕にはみんなで青山学園大学に行きたいと願っている。実現するといいね。
余談
登場初期から長い間髪の色が不明だったが、金髪のイメージが強いのかファンアートでは金色、黄色の類が多かった。
しかし14巻のカバーイラストでヘアカラーがピンクに近い色だったこともあり、それ以降はピンク色がベースになっているイラストが多い。