「どうしたら良い子になるんだろう……」
プロフィール
身長 | 160cm |
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体型 | 普通 |
血液型 | O型 |
あだ名・呼び名 | 真子、真子さん、まこっち、ガチ●ズさん |
肩書き | 高校生 |
生息地 | 3-5 |
好き | 友達といること |
嫌い | 悪口 |
趣味 | 漫画・映画・音楽(人並み) |
特技 | 料理(美味しい) |
人物
主人公黒木智子のクラスメート。あだ名は『まこっち』、『ガチ◯ズさん』(智子のみ)。修学旅行編で初登場。田村ゆりの親友。
丈の短めなカーディガンを着て紺のハイソックスを履いているのが基本の姿。ネクタイはきっちり締めている。
性格は温和で優しく、周囲のフォローも忘れない保護者タイプ。自分の行動で智子を泣かせてしまったと勘違いした際には自責の念で吐き気を催してしまうほど共感力が高い。
かなり多くの同級生から『まこっち』のあだ名で呼ばれており、その交友関係の広さと分け隔てなさは作中屈指。そういった意味では1年時の智子の対極に位置する存在とも言える。その智子からもなんやかんやあって「真子さん」と下の名前で呼ばれる珍しい存在(もこっちは相当親しくならないか、相手に要望されない限り下の名前で他人を呼ぶことは無い)。
一方で相手に気を使いすぎるのか押しに弱く、強引な相手には流されてしまうことが多い。
修学旅行の班決めではキバ子に押し切られて先にゆりと同じグループを組むという約束を破ってしまうという畜生な仕打ちをしている。後に修学旅行中に謝罪に来て仲直りをして、自由行動から合流し一緒に回ることになる。→黒木智子となかまたち
この班決めの際の真子の裏切り(?)によって黒木智子、吉田茉咲、田村ゆり、内笑美莉が同じ班となった事がきっかけで、わたモテという作品は大きな転機を迎えることになる。主におかしな方向へ。
3年生になってからは真子の知らないゆりの一面を見る事が多くなり、その度に(主に心の中で)ツッコミを入れたりゆりをフォローしたりする役割が多くなる。
吉田さんとは修学旅行で出会ったときは一歩引いた対応をしていたが2年の打ち上げでは普通に対応しており、遠足回では仲良く写真を撮ったりしている。
また、完全に自業自得とはいえクラスで南さんが孤立してしまって以降、その性格上どうしても見捨てることができず、意図的に彼女の話し相手になってあげているようだ。
ガチ◯ズさん
喪99にて。智子、ゆり、真子の3人で昼食を食べるようになったある日。ゆりが熱を出して学校を休むと、お互いのことをあまり知らない『友達の友達』状態だった智子と真子は一緒に昼食をとるべきか躊躇する。そうこうしているうちに真子は南さんに昼食に誘われ、なし崩し的に南さんと昼食を食べる事に。しかし、智子が肩を震わせながら1人ぼっちで昼食を食べる姿を目にした真子は吐き気を催すほどに自分の行動を悔い、さらに非を詫びようとしても気を使って「気にしていない」と主張する智子に感銘を受け、智子のトイレの個室に突撃していき 「私と友達になって」と智子に申し出るのだった。
何気にここまではっきりと「友達になろう」という意思表示をされたのは高校に入って以降智子には初めてであった。
しかし実はこの一連の真子の心情変化は単なる勘違い。気楽なぼっち飯に慣れすぎて他者と昼食をとることに疲弊していた智子は、真子が他人と昼食を食べている姿を見ると安心して(嬉々として)自分の席に戻り、アホなサイトを見ながら昼食を食べて悠々自適に昼休みを送っていたのだが、笑いを堪える姿を泣いているものと勘違いされ(勘違い1)、本心からの「何も気にしていない」という主張も真子に気を使って受けた心の傷を必死に隠そうとしていると勘違いされ(勘違い2)、結果勘違いに勘違いが重なった形で、真子からの智子への評価はうなぎ登りで急上昇したのだった。
この後のエピソードでも智子がゆりを笑わせた事から「すごいな黒木さんは…」と尊敬の念を表している。
智子目線からすればいきなり自分のトイレの個室に押し入ってきて、頭を両手でがっちりホールドされた後、両手を握り締められ顔と顔がくっつきそうな超至近距離で目と目を合わせ頬を赤らめながら「私と友達になって」と唐突に主張されたこの一件は恐怖でしかなく、彼女の真子に対する「ガチ◯ズさん」というあだ名の原因となっている。
以上の件からも彼女のあだ名は勘違いによるものであるが、巻が進むにつれ、徐々に吉田に対する感情が強くなっていく様子が見受けられる。つまり今後の展開によっては彼女が本当に「ガチ〇ズさん」だったというオチもあるのかもしれない。
余談
- 智子とゆりからは「性知識が豊富な女」と見られており、1年生時に多少男性との付き合いがあったことから拍車がかかっており、智子は男性経験ありなんじゃないかと推測されている。実際のところは不明だが、吉田にちゃんとした性知識を分かりやすく解説出来るぐらいの保健体育の知識はある。なおその際に黒板に描かれた説明用イラストは(主に読者に)ガチ〇ズ疑惑を深めるような代物だった。
- ウェブ掲載時はどストレートに「ガチレズさん」と表記されていたのが、単行本収録に伴い全てのセリフにおいて「ガチ◯ズさん」表記に修正されている。
- バレエダンサーのような立ち姿であり、バレエ経験者なのでは?と推察もされている。