概要
漫画『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』に登場する、黒木智子と加藤明日香の百合カップリング。
2年目からのクラスメイト同士だがお互いに関わるようになったのは3学期の席替えで前後列の席になってから。智子の目の大きさに着眼して睫毛の手入れをしたのが始まり(一応だが以前に連絡網で電話越しに会話をした事もある)
雪の日の登校では智子にお勧めの本を紹介して貰い、そのお礼にネイルを塗ってあげている。2年最後の打ち上げの食事会では隣同士となりやる気が空回った智子に温かく声をかけたりと、少しずつだが打ち解けている様子が描かれている。
3年目でも前後列の席となっており、遊園地の遠足でも途中から智子のグループに合流して気さくに話しかけている。
遠足の終わり際で他の人物に渡すつもりだったお菓子を「あーん」させて智子に食べさせ、智子はそのお返しにとお土産で購入していたキーホルダーを明日香に渡して大いに喜ばせた。
また、その帰路での電車では睡魔に負けて眠ってしまった智子を膝枕してあげ、脚に垂らしてしまった涎に嫌な顔ひとつせず笑顔で応対する明日香に感激した智子は買い足していたキーホルダーの残り2種を「どうしても受け取って欲しくて」と差し出した。後日明日香は貰ったキーホルダーを3種ともスマートフォンに取り付けており大層気に入った様子を見せている。
以降は昼食のお誘いをするなど明日香は積極的に智子と接する機会が増え、智子と陽菜がファッション談義する様子を見た日の夜に智子のスマートフォンに電話をかけ(番号は誰かから聞いた模様)、翌日の早朝に学校で落ち合う約束を交わして智子に本格的なメイクを施している。
ただし化粧の方向性が違っていた為に第三者の爆笑を誘ってしまい、明日香は今までに無い表情を浮かべて威圧感を放っていた。
基本的に陽キャやリア充を敵視する智子が悪感情を抱いていないどころか明日香と対峙すると赤面して緊張してしまう描写や、まるで妹や小動物のように可愛がっている風に見える明日香の智子への対応から懐の深さを感じさせるカップリングである。
遠足以降では智子の明日香に対する態度が更に変化しており、恍惚とした表情になりながら素直な口調で従順になってしまうなど明らかに好意的な感情を向けるようになっている。