概要
『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』に登場する、根元陽菜(ネモ)と、黒木智子(クロ)の百合カップリング。
原作喪126にて、もこっちが陽菜に対して心の中でだけ使っていた『ネモ』というあだ名をうっかり本人の前で口に出してしまい、それを聞き逃さなかった陽菜から「ネモって言いなよ」と詰め寄られる。もこっちは動揺したものの(ネモの本性はわかってるしもう気を使う必要もないか…)と吹っ切れ、
「…ね ネモ…」
と呼ぶ。するとネモは、
「なあに? クロ」
と返し、これ以降、お互いを「ネモ」「クロ」と呼び合うようになった。
それまでネモに対しては気を使いがちだったもこっちだったが、この出来事がきっかけで、気兼ねなく本音を言い合ったり、共に学校見学に行くまでの仲になった。
余談
- 名称
智子とのカップリングの場合、あだ名の『もこっち』から、『〇〇もこ』という名称になるのが定石となっているが、前述の展開から、根元×黒木の場合は『ネモクロ』がデフォルトとなっており、『ねももこ』『ひなもこ』のような名称やタグは全くと言っていいほど使われていない。
- 名前の由来
『クロ』の由来は、そのままもこっちの名字の『クロキ』からだが、『ネモ』の由来は、喪39にて、もこっちがネモの名字をうろ覚えではっきりと思い出せず、(確かネモ的な名前だった気が…)と、語感が似ていたガンダムシリーズに登場するモビルスーツの『ネモ』を思い浮かべたのがきっかけである。
- 公式での扱い
この『ネモクロ』はファンの間で使用されている非公式の名称ではあるが、喪144話にて田村ゆりが「いつもの根元さんとのやり取りのほうが恥ずかしいでしょ ネモクロっての」と口にしていたり、喪179にて、もこっちが「ネモクロ的な声優ユニット」と発言し、2人でアイドルの衣装を着て抱き合っているイメージ図が描かれたり、そのユニット名が『NEMOKUro』(原文ママ)だったりと、原作者もこの名称を意識しているかのような傾向が見える。