概要
2009年世界陸上女子800メートルを圧倒的な強さで制するも、性別疑惑が浮上。検査の結果、両性具有であることが発覚した。2010年7月、女性として競技に復帰することが決まった。
2011年の世界陸上、2012年のロンドンオリンピックは銀メダルに終わる。
両性具有として判断されたのは、もともと男性に多いホルモンである「テストステロン」の量が、生まれつき高いことに起因するもの。国際陸上競技連盟は2018年~2019年に「テストステロン値が高い女性の出場資格を制限する」という規定を導入し、陸上競技への出場ができない状態になってしまった。現在、本人はテストステロン値を下げる薬を服用せずに異議申し立てを続けている。