概要
CV:川澄綾子
ウィーレック家の娘。ただ一人の肉親である兄ラルフに対してブラコン的な感情を抱いている。
兄が長期間任務に出発する前に、貰ったペンダントを肌身離さず身に着けている。
絵を描く事が趣味だが、腕前の方は壊滅的に下手。ラルフと一緒に戦場で飛ぶために、リーズナー(パイロット)となるべくグラベラ空間機甲兵科学院に通っていた。だが、ディーグのグラベラ襲撃時に他ならぬそのラルフ自身の手で友人達を目の前で皆殺しにされたうえミミックを失ってしまう。
家名も友人もリーズナーとしての道すらも全て失った。
セーラ・クルスとして
絶望の中それでも兄が裏切った理由を知るために、経歴と名を偽り「セーラ・クルス」としてバジオン総合戦術学校機動歩兵科に入学する。(自己紹介時、一度だけウィーレックのファミリーネームを名乗りかけたことがあった)
そこでセーラは新たな道、機動歩兵として前線を目指し訓練をこなしていたが、その境遇上自ら周囲に壁を作って孤立してしまい同科の訓練生達から様々な嫌がらせを受ける事に。(その嫌がらせは、制服はズタボロにされる、モノは隠される、水をかけられる、大事なペンダントを隠される)
だが、一方で学校内で『無理な訓練プログラムで、亜光速演習への参加切符を獲得しようとしている訓練生がいる』と噂されている。(教員達もセーラの特訓の仕方が、変わっていることに眼をつけていた)
しかし、亜光速演習中に起こったディーグのリベルタッド襲撃の際に、他人のミミックであるはずの「エミリィ」とリンクしてしまう。このことで、メルチセデックの監視下に置かれつつも一度は閉ざされたリーズナーへの道を再び歩み始める。編入先の空間機甲科でも境遇が枷となり中々仲間達と打ち解けきれなかった。 共に過ごしていくにつれて打ち解けていくのだが、人伝であるが身元が割れてしまったこと、自身の悲壮な覚悟を吐露したことで、本当の意味での仲間となった。
関連タグ
セーラ・クルー:小公女セーラのメインキャラクター。名前の元ネタ。