ラルフ・ウィーレック
らるふうぃーれっく
CV:近藤隆
銀色の毛髪を持つ男性。元々ユニオン軍でも指折りのエースで名門ウィーレック家の当主だったが、ある出来事から敵勢力ディーグに所属するようになった。各地に存在する訓練校を襲撃し、リーズナーを含めた人類への虐殺を始めた。
この頃は、茶色の毛髪を持つ男性だった。
まだ幼い妹のセーラを実家に残してしまっているため、休暇時は妹と一緒の時間を過ごしていたが、前線への招集がかかった時は妹から制止されてしまっていた。
前線への出発前、セーラに自分が身に着けていたペンダントを『いつしか会う約束』として渡し
前線へ出発していった。
それは過去に、ユニオン軍に捕えられ人体実験に利用されていた異星人の悲惨な経験を受け取ったことから始まった。 同じ姿と同じ思考回路、遠方に居ても同族が何処に居るかがわかるという不思議な能力を調べるべく幾多の異星人を犠牲にしていたことを知っていく。その中で「まぁ、サンプルはまだ沢山あるからな。」など非道な発言をしていたことがトリガーとなり人類への復讐にとりつかれ、妹がいたグラベラに襲撃を仕掛け、駐留軍と学院の訓練生を殺戮する場面も。
だが。強すぎる復讐心が所属する軍艦クンルーンのメドロック艦長を籠絡しており、最終盤には脅迫してクンルーンの指揮権を奪取した。(その際にクンルーンの兵士や通信士達を虐殺してしまっている)
その身体は何らかの要因で蝕まれており喀血している描写がある。
最後はセーラのストレイン・ラムダスと一騎討ちを繰り広げるが、実はエミリィ達は復讐を望んでいない事を知り動揺して紙一重で敗北。エミリィをセーラに託して兄としての言葉をかけて死亡した。
その後ともに惑星の引力に引かれ彼のグロワールがセーラ機を守るようにして大気圏突入していった。
彼の搭乗するストレイン・グロワールはディーグの技術も取り入れて魔改造されており、彼の操縦技術と相俟って凄まじい戦闘能力を誇る。ストレインは、一般機でも高い性能を持つ機体だがグロワールタイプは、その中でも高い技術力と多くの成果を上げたエースパイロットにしか与えられない超高性能機。