熱核エンジンの一つに、アメリカとソ連が開発していた原子炉搭載機があった。アメリカはB-36を、ソ連はTu-95を改造して内部に原子炉を積んで航続距離の無限化を図っているが、いずれも放射能遮蔽が未熟であったことから問題視され、実際に原子炉を起動していなかった。
なお、SFの世界においては熱核エンジンは頻繁に登場している。ガンダムの世界ではほとんど核融合エンジンを採用しているほか、マクロスの世界においても、熱核タービン、宇宙での推進剤の燃費を改良した熱核バーストタービンエンジンなど、多くの作品に登場する。