戦は続き、屍は詰まれ、怨嗟ばかりが満ち満ちる
※この記事は『SEKIRO:SHADOWS DIE TOWIC』におけるネタバレを含んでいます。
概要
ストーリー終盤、内府軍襲来の際に葦名城大手門前広場に現れるボス。
燃えるような赤い毛に身を包んだ左腕の無い隻腕の鬼であり、炎を操る力を持つ。
そして本来左腕があるべき場所には半透明の炎が吹き出て歪な形の腕を形成している。
凄まじい力を持ち、歴戦の葦名衆をも上回る内府軍の兵をいとも容易く蹴散らしており、大手門前の道には巨大な爪痕や燃え盛る炎など怨嗟の鬼が振りまいたと思わしき破壊の痕跡が見て取れる。
戦闘
鬼形部と闘った大手門前広場で戦う事となる。
怨嗟の鬼の最大の武器は圧倒的な攻撃範囲である。
ジャンプして周囲に炎を放出する、左腕を伸縮させるなど攻撃一つ一つの範囲が非常に広い。
さらに距離を取れば炎を飛ばしてくる。
また、ストーリー最終盤のボス故に攻撃力も非常に高く、殆どの攻撃は2回食らうだけで体力を全て持っていかれてしまう。
その上大半の攻撃に炎上効果が付いている為、攻撃を受けすぎると更に窮地に追い込まれる事となる。
近距離でも地団駄や腕で攻撃してくる他、一部の攻撃には風圧効果が付いており無理矢理距離を取らせられる事となる。
さらに体力も非常に多く、体力ゲージは脅威の3本。
よって長期戦になりやすく、怨嗟の鬼との戦いでは弾きではなく回避を主体とした戦闘が求められることとなるだろう。
しかし、怨霊タイプの敵でないにもかかわらず怨霊特攻の義手忍具「泣き虫」が3回まで有効で使用すると10秒ほど苦悶し隙ができる。(強化素材「泣き虫の指輪」のテキストに有効である理由が示唆されている)
これより下は正体のネタバレがあります。
その正体は怨嗟の炎に飲まれてしまった仏師の成れの果てである。
戦いを制し、とどめ忍殺を決めようとすると怨嗟の鬼が喋り「お前さん、頼む…」と言われる。
身を焼く怨嗟の炎から仏師を解放してあげよう。
ある男が、修羅になりそこない、怨嗟の炎の積り先となった
因果ゆえ、なかなか死にきれぬ
だが鬼となり、ようやく逝けた
余談
ある手順をこなすことで怨嗟の鬼との遭遇時、1回目の忍殺を決めた後、とどめ忍殺を決めた後にそれぞれ狼の台詞が追加され、また撃破後に行ける大手門の建物内にいる老婆との会話も変更される。
ネット内にはボス同士を戦わせどれほど強いかを検証動画があるが怨嗟の鬼は
葦名一心、巴流,葦名弦一郎、大忍び,梟を三体同時に相手しても圧倒してしまうほどの強さとなっていた。
押し寄せてきた内府軍を葦名軍もろとも踏み散らし葦名の地を火の海に変えてしまったのも納得してしまう程の強さである。