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概要

小学館学年誌で連載されていた漫画。全三巻。

竹取の翁の弟の子孫・竹取ススキ(たけとりすすき)の元に、月世界の住人のなよ竹のかぐや姫とその仲間たちがやってきて、ドタバタ劇を繰り広げるストーリー。

普通の少女(読者に視点を提供する主人公)の元に異世界人の主人公がやってくるという設定は、あさりちゃんよりもどろろんぱっ!に近い。

アニメ化までした「Mr.ペンペン(ぺんぎんばあてぃー)」を差し置いて、あさりちゃんの単行本のカバーで毎回紹介されていた。

登場人物

なよ竹のかぐや姫

主人公。通称「かぐや」。女しかいない月世界人。長い黒髪で、十二単をまとっている和風少女。見た目は小学生だが、実年齢は1000年は超えている。性格は元気で食いしん坊。語尾に「だぜーい」や「ねい」や「でい」をつけるなど、独特な喋り方をする。竹の子を無限に出したり、竹の子を自在に飛ばしたり、髪の毛を自由に伸ばして操るなど、多彩な能力を持つ。

大変な食いしん坊で、地球での食べ物が恋しくなったときに1000年前に地球で竹取の翁夫婦と別れたときの「いつかきっとかえってくる」という約束をふと思い出し、いきなり地球を訪れ、竹取の翁の子孫にあたる竹取家に強引に居候する。

竹取ススキ

竹取の翁の弟の子孫にあたる小学5年生。気のいい性格だが、成績はあまりよくなく、運動神経も鈍い。突然現れて家に居候したかぐやに困り、最初は追い出したがっていたが、やがて親しくなり、友達になる。かぐやとはときどき喧嘩もするが、一人っ子であることから、やがてかぐやのことは姉妹のように思うようになる。かぐやのことは「かぐちゃん」と呼んでいる。

ススキのママ

かぐやの残していった手紙を律儀に保管しており、約束は約束だからと居候を許可する。温和で優しく、ときに厳しい性格。料理上手で、ススキの母の手料理を食べすぎてかぐや姫が太ってしまうエピソードもあった。

ススキのパパ

ブティックを経営しているファッションデザイナー。

はまぐり姫

かぐやと同じ月世界人で友人。通称「はまぐり」。言葉遣いは丁寧だが、性格は大ボケでトラブルメーカーになることもしばしば。はまぐりを無限に出したり、巨大化する能力を持つ。アマテラスの使いで地球へよく遊びに来る。ハマグリ円盤が壊れて修復するまでの間、ススキの家にしばらく滞在していたときは、ススキの同級生の男の子に好かれたり、肉屋のお兄さんから「君(かぐや)よりも可愛い子」と言われるなど、意外と異性にはもてていた。

アマテラス

月の女神。長身の美女でしっかり者。天才科学者でもあり、かぐやの竹の子ロケットやはまぐりのハマグリ円盤もアマテラスの発明品である。スサノオは実の弟だが、犬猿の仲で、大昔から現在も姉弟喧嘩中。

はちかつぎ姫

月世界人でかぐやの幼馴染。常に鉢をかぶっている少女。ちなみにバツイチ。すごいケチでがめつい性格。モットーは「人を見たらまず泥棒と思え」。

鉢の中にあらゆるものをしまう能力を持ち(しかしあまりに多くのものを入れると頭が重くなってしまう)、鉢の中に全財産をしまっている。

滅多に鉢を外さないものの、実はものすごい美人で、見合い写真だけで縁談が成立したほど。しかし、はちかづきのあまりのケチな性格に結婚相手から幻滅されて即離婚された。

桃太郎

男しかいない火星の月世界人。最初はかぐやたちと敵対していたが、後に仲良くなり、友達になる。無限に桃を出せる能力を持つ。かぐやには恋心を抱いているが、素直になれずにいる。ナルシス王子関連の話では、微妙な男心を見せていた。

金太郎

火星の月世界人。小柄な少年。宇宙グマを連れている。桃太郎と共に、かぐややはまぐりの友達になる。

スサノオ

火星の月の神。桃太郎たち火星の月世界人のリーダー。アマテラスの弟だが、犬猿の仲。大昔に始まった姉弟喧嘩は今でも続いている。

ナルシス王子

エレファン星の王子。かぐやに求婚して振られるが、それ以降も思いを寄せている。

うりこ姫

月世界人。大変嫉妬深く喧嘩っぱやい性格。誤解でかぐやに嫉妬したときは、地球にやって来てかぐやに暴力を振るったりした。

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