概要
高校生名探偵として華々しく活躍したのも今は昔、齢35にしてすっかり全身にガタが来ておまけに時代の流れにもおいてけぼり気味な探偵 名雲桂一郎とそんな彼の助手にして化け物じみた……というかほぼ化け物な超絶戦闘能力をもつ女子高生 真白の活躍を中心に展開する探偵コメディ。
登場人物
名雲探偵事務所
- 名雲桂一郎(なぐもけいいちろう)
探偵事務所を営む探偵。高校生の頃は名探偵として数々の事件を解決し世間からも注目の的だったが、35歳(作中一度誕生日を迎えているので36歳の可能性もある)になった現在では若い頃の無茶が影響してか全身にガタがきており、また世間の流行などにも疎く探偵としての活動にもそういった面から支障が出ることが多々ある。一方で推理力は健在で、なおかつ事件慣れしていることなどもあり現在でも十分優秀な探偵である。
- 真白(ましろ)
名雲の助手の女子高生。人間離れした超戦闘能力と四次元ポケットじみた収納術を活用し数々の犯罪者を粉砕する。また結構好戦的なところがあり、戦闘時や強者と合間見えた時などには嬉々とした反応を見せることも多い。本人は明かしていないが名雲とは過去になんらかの因縁がある模様。
- ケルベロス
探偵事務所の飼い猫。とある事件の最中真白によって捕獲され、そのまま事務所で飼われることとなった。名雲が好きだが真白は嫌い。
- 根津(ねづ)
元ヤクザ。所属していた組が受けた依頼を勘違いしてカチコミをかけてきた真白によって壊滅させられたのが縁で真白の舎弟のような立ち位置になった。
アスナロ探偵事務所
- 翌檜ユウ(あすなろ-)
高校生名探偵。名雲を尊敬しており共同で事件捜査にあたることも多い。推理力だけでなく探偵として活動する為フィジカルも鍛えており、場合によっては真白と正面から勝負できる程の身体能力も発揮する。
- 風巻ハナ(かざまき-)
アスナロの助手。この漫画でほぼ唯一の常識人。マスターであるアスナロのことは基本ぞんざいに扱いつつもかなり慕っており、それをアスナロの方もよく理解しているなど関係性はとても良好。
警察関係者
- 美馬坂総也(みまさかそうや)
警部補。名雲と同年代の元高校生名探偵で現在でも交流がある。
- 美馬坂風(みまさかふう)
総也の娘。父に仕事の話を聞かされていく中で怪盗に憧れるようになり、『怪盗ビーバー』と自称してちょくちょく名雲探偵事務所に顔を出してはイタズラ程度の盗みを行ったりしている。根は素直ないい子であり、あまりに濃い人物や事件に遭遇してしまった場合などは恐怖や混乱のあまり泣き出してしまう場面も多い。
ヤベェおじさん四天王
- 乳首試食おじさん
- 十字胸毛おじさん
- ロープ大好きおじさん
- 厚着挙動不審おじさん
名雲のこと。
その他
- コーチ
真白に戦闘技術を教えたコーチ。今のところ回想にのみ登場。同作者の別作品「川柳少女」にもよく似た人物が登場している。
- 星野アズハ(ほしの-)
名雲の知り合いのマッドサイエンティスト。大学生だがほとんど大学には行かず、名雲探偵事務所のすぐ下の階にある自身の部屋で日々様々な発明を行っている。彼女の発明品は効果もすごいが副作用もとんでもないものが多く、それでも効果や性能は確かなので名雲たちも時々協力してもらっている。