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蒸気打ちの親分の編集履歴

2011-09-04 03:38:52 バージョン

蒸気打ちの親分

じょうきうちのおやぶん

蒸気打ちの親分とは、トレーディングカードゲーム「マジック:ザ・ギャザリング」のクリーチャーの一体。

概要

登場カードセットは「時のらせんブロック」の「未来予知」。

このセットは、MTGの未来を表現するというコンセプトであり、未来に採用予定のシステムや、採用するかどうかもわからない実験的なシステムを持ったカードセットが目白押しだった。

そんなカードセットの中にあっても、こいつのぶっ飛びっぷりは半端ではなかった。


Steamflogger Boss / 蒸気打ちの親分 (3)(赤)

クリーチャー — ゴブリン(Goblin) 装具工(Rigger)

他の装具工(Rigger)クリーチャーは、+1/+0の修整を受けるとともに速攻を持つ。

あなたがコントロールする装具工がからくり(Contraption)を組み立てる場合、それは代わりに2個のからくりを組み立てる。

3/3


1番目の能力は、同族をパワーアップさせる能力であり、(当時装具工がこいつしかいなかったのを除けば)特に問題はない。

問題は2番目の能力である。「からくり」はアーティファクト・タイプと発表されているが、現在これを持つアーティファクトは1枚も存在しない。「組み立てる」にいたってはルールに何も定義されていない。すなわち、これは登場時点ではまったく無意味な能力である。

未来のルールが記されたカードは未来予知にも複数あるし、前例もあった。しかし、発売から4年経ってもいまだに登場しない能力をもったカードは、これだけである。


「からくり」がなんなのかは不明だが、装具工さえ並べば本来の倍組み立てられるのだから、実装されれば大化けするカードになりうる。

そのため、第二のタルモゴイフを夢見て、今日もせっせと親分を集めるコレクターがいるとかいないとか。


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