進撃の飯屋
しんげきのめしや
あらすじ
幼い頃から両親が経営している小さな飲食店を見て育ってきた飯田 総司は料理人に興味を持ち、大きくなったら両親のように小さくとも店を構えてお客さんに楽しんで頂けるような料理を提供する料理人になりたいと願っていた。
家では両親の手伝いを始め、中学からは近場のレストランで働いて資金と技量を蓄え始め、店を構えるのは四十ぐらいかなぁと思い始めた矢先、父親の知人に飲食店を経営している老人が歳からか身体が言う事を聞かなくなって店仕舞いをし、その店を総司の夢を知っていた父親は安く売ってくれるように説得した結果、想定していた以上に早く店を構えられることになったのだが……開店当日に店の入り口を開けるとそこは異世界であった。
概要と相違点
小説の雰囲気は異世界居酒屋「のぶ」に近いが扱っている料理が主に洋食がメインで副で和食や中華、デザートに洋菓子以外に和菓子も出している。
のぶと同じ様に裏口から元の世界に行けるようで通り抜ける事でお金や文字は渡った先の物へと変化するそうだ。
舞台となる世界は進撃の巨人だが原作とは違う点がいくつかある。
登場人物紹介(メイン)
- 飯田 総司(いいだ そうじ)
この小説の主人公で食事処ナオの店主
見た目は整った顔立ちで手入れの行き届いている艶やかな黒髪ショートの男性
大体の服装は真っ白のカッターシャツに黒のズボン。
優しく何事にも動じない図太い神経の持ち主。
進撃世界では用意していた許可証が使えないので困っていた所を最初の客となったザックのお陰で店を無事に開ける様になった。
料理の腕は達人だが、麻婆豆腐だけは父親が辛い物好きだったからマーボー神父が一発で気に入りそうな程の辛さで作っていたのでハンジだけにしか食べれない劇物になっている。
- ナオ
総司が飼っている看板猫。
1話開始時の数年前に総司の家の前で腹を空かせて死にかけている所を総司に餌を貰ったのを切っ掛けで居付く。
見た目は艶の良い黒い毛にキラキラと輝かんばかりの翡翠のような緑色の瞳、眼つきの悪さとの事。
食事処ナオへの客案内、イザベルで遊んでたりする。
憲兵に追われていた所を食事処ナオに逃げて来た少女
総司とナオに助けられ、そのままナオの居候兼従業員となる。
後にクリスタと無事に再会し、彼女やヒストリアに総司に教えて貰って覚えたデザートを作ってあげている。
クリスタとヒストリア命
マーレ軍特殊部隊の戦士隊に所属する少女。
当初は訓練兵団に所属する手筈であったが、外部寄りの情報収集に変更されたので飲食店で働いて情報を得ようとしていたが最初に入った所でセクハラしようした客を鎮圧してしまった事で首になり、転々していた所で総司が張っていた従業員募集のを見つけたのを切っ掛けにナオの従業員になる。
主に暴走した客の鎮圧役
お気に入りはチーズハンバーグ
リヴァイを慕う少女。
良くナオにからかわれてるせいで総司からはナオの遊び相手と認識されている。
しばらくしてリヴァイにちゃんと働いているとアピールする為に総司に雇って欲しいと頼んでナオの従業員となる。
リヴァイを慕う男性
イザベルにくっ付く形でナオの従業員となる。
暇な時はナオに置かれている本を読んで過ごしてたりする。