概要
キャラクターデザインはなまにくATK氏。
王都の地下街に暮らす少女。赤髪をおさげ髪にしており、緑色の瞳を持つ。
生まれも育ちも地下街の孤児である。生き倒れていた所をリヴァイに拾われた経緯があり、リヴァイを「兄貴」と慕っている。
可愛らしい見た目とは裏腹に男言葉を使う。いわゆる俺女。
漫画版の一人称は「俺」だが、原作15巻初回限定版に同梱されているDVDアニメ版では「私」になっている。
160cmのリヴァイより小さいことから見るに、かなり小柄な体格。
立体起動の腕もなかなかのもの。
強気で勝気な性格で、エルヴィンら調査兵団に捕まった時も抵抗し、「無駄に暴れるな」と窘められている。
戦闘中にキメ顔でセリフを良い、「今の台詞カッコよくね!?」などと聞くお茶目な一面も。
(ちなみにこの時はリヴァイに軽くあしらわれていた)
動物が好きらしく、そのおかげか馬術の習得も早くその腕前は兵団員に褒められた。
原作16巻に同梱されているOVAアニメで大事なものは腹巻の中にしまっていることが判明した。
エルヴィンの半ば強引な(脅迫めいた)勧誘に乗りリヴァイらと共に調査兵団に入団したように見せていたが、壁外調査の廃止を目論むニコラス・ロヴォフ議員から憧れである地上の王都への移住を報酬に「とある書類」の奪還を依頼され、エルヴィンに近づくためにあえて勧誘を受けていたことが5話にて判明。
壁外調査では初陣でファーランと共にではあるが奇行種を無傷で仕留める成果を残す。
敬礼を自然と身につけたり調査兵団としての任務にやりがいを感じたりと調査兵団の志に影響を受け、ハンジをはじめとする兵団員に関心を持ち、「書類は大事だが人類のために戦っている彼らの邪魔をしたくない」と考えるようになる。
しかし、フラゴン分隊長たち班員とイザベル・ファーランを守るために1人でエルヴィンを襲いに行くことを「選択」したリヴァイを信じ彼を見送った後に奇行種に襲われ、戦闘の末に首だけを遺して死亡した。
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原作及びアニメともに、天と地の戦い決着直後に現れた調査兵団の幻影の中に彼女とファーランの姿は無かった。二人共ユミルの民の血筋ではなかった可能性も考えられるが、理由は定かではない。
ただ、画面に描かれなかっただけで、リヴァイの目には苦楽を共にした旧友が確かに見えていたのかもしれない。真相はリヴァイのみぞ知ると言えるだろう。